February 29, Friday 2008
午前中、8軒の隣組長宅へ3月の広報などの配り物を届ける。最後の配り物。選挙公報や防災訓練の広報を含め、全部で14回配ったことになる(「公民館の草取り」依頼などの単発の回覧板用文書を含めると、おそらくその数は2倍近くになるだろう)。
配り物の中には不要と思われるものもある。インターネットの時代、もう少し効率のいい方法はないものか。10種類近いお知らせが同時に回覧板で回っても、全部丁寧に見る人はいないのではないか。都会ではどうなのだろう。隣組という組織自体、まだ存在しているのだろうか。
午後は、今朝届いたライナーのニ校と、対訳の初校。英詞と対訳の行数が違うところがあり、揃える作業。それに冒頭のキャッシュの語りの中の固有名詞をもう一度確認。これが難しい。今日中に済ませようと思ったが、このところで時間がかかり、月曜日まで待ってもらうことに。
6時から、オーリアッド。遅くなって「俺は生まれて育ったとこは」の練習。この歌を2枚目の『漂泊の友』に入れたときは、Dで歌っていたと思う。その後、Bで歌うことが多かったが、今日はDとE♭で歌ってみた。ピックで弾くと、高いキーでもいいようだ。
練習をしているところへ、丸山俊治さん。歌声喫茶の帰りだという。彼の幼い頃の話を聞いた。5歳のとき、満州から引き上げてきたとのこと。そのときの体験が、丸山さんの人生に大きな影響を与えているようだ。絵を描き、ベースを弾き、山に登り、山スキーをし、積極的に生きている。美しいものを求めている。「おじさんたちの歌」は、他者に向けられた体裁をとっているが、自分自身に向かって語っているに違いない。
ぼくの歌の「おまえ」とか「あなた」も、実は自分自身のことが多い。
失われたおまえの人生、誰が償ってくれる
失われたおまえの人生、誰が生きてくれる
11時、家に戻る。今夜も暖かい。温度計は0℃のすぐ下にあった。
February 28, Thursday 2008
周知のとおり、スプリングスティーンは、
2004年の大統領選では John Kerry を支持して、アクティヴに動いた。寡聞にして今回の予備選では、彼の名前は前面に出てこない。絶対にオバマ支持だと思っていたが、今夜読んだ
USA Today の "What is The Boss listening to? という記事で、彼のスタンスを知ることができた。
現在の大統領選レースには「すばらしい二人の民主党の候補
者がいて、どちらも同じくらい尊敬している。今の段階でどちら
を支持しているとは言えない」。
オバマは最近のピープル誌のインタビューに応えて、「今一番
会いたい人はスプリングスティーンだ」と述べている。スプリン
グスティーン自身どちらを支持しているか表明していないが、オ
バマにより興味があることは確かなようだ。
オバマがスプリングスティーンのファンとは知らなかった。政治的な意図を割り引いても興味深い。ヒラリーが一番会いたい人は?
えっ? エリザベート・バートリー(Elizabeth Bathory)?
オーリアッド。前半は家人に頼み、後半交替。気温が少し緩んでいることがわかる。遅くなってエアコンのスイッチを切る。このまま暖かくなってくれたらいいが。
February 27, Wednesday 2008
昨年の終わりからかかわってきた DVD The Johnny Cash TV Show が3月5日にいよいよ発売になる。本当に凄いDVD。よくぞこれだけの映像が残っていたものと思う。少々値段は高いが、もっている価値のあるDVDである。メドレーも一曲と数えて、全63曲。音楽だけでなく、60年代から70年代にかけてのアメリカを知る上で不可欠な映像やナレーションがたくさん含まれている。
今、作業しているのは同名のCDだが、実は、DVDの曲をそのままCD化したものではない。曲数はDVDと比べて極めて少ない。メドレーを一曲と数えて、全16曲。しかし、DVDには入っていない曲が多い。数曲は同じテイクのものがあるが、同名の曲でも演奏者が違ったりする。たとえば「北国の少女」。DVDではディランとキャッシュのデュエットだが、CDはキャッシュとジョニ・ミッチェルのデュエットになっている。
CDだけに入っている曲は、Flesh and Blood, I've Been Everywhere, Detroite City, Loving Her Was Easier (Than Anythign I'll Ever Do Again), Only the Lonely, Belshazzar, Fire and Rain。
今夜は、少し遅れてオーリアッドに入り、家人と交替する。カレーを煮ながら、キャッシュに敬意を表し、I
Walk the Line の練習。なんとか歌えるようになった。それと同じ弾き方で「俺が生まれて育ったとこは」を歌ってみる。この歌は今まで、フィンガーピッキングで歌ってきたが、ピックのストロークで歌ってみるのもいいかもしれない。そのほうがこの歌の雰囲気がよく出るようだ。
そろそろ2月も終るというのに、いつまでも寒い。11時閉店し、車に乗り込むと、ワイパーが凍り付いている。身体も心も凍り付いている。早く春がきてほしいもの。
February 26, Tuesday 2008
あれやこれやで過ぎた一日。区長の任期が終る3月まではこういう日が続くだろう。
一週間ほど前、役場の担当者から、区の公民館の公共桝の位置を調べておいて欲しいとに言われた。翻訳などの仕事に追われ、うっかりしていた。今朝早く電話があり、今日の午後、新しい「公民館」のための現場説明会が午後あるのでと催促された。急遽、雪かきをもって現場へ。
最初に頼まれたとき、公共桝が何か知らなかった。宅地内の下水を排水するための地面に埋められている桝だと説明された。トイレの裏側の雪をかいたが、それらしいものが出てこない。この排水設備の工事をした建設会社の名前を以前聞いたことがあった。連絡すると、すぐにきてくれた。よかった。早速、役場の担当者に連絡。
10時半、いつもの定期検診のために病院へ。現在体調は最悪ながら、先月の血液検査の結果は悪いものではなかった。今日はなぜか混んでいて時間がかかる。家に戻ったのは12時半過ぎ。
英詞を確定するために、今朝届くはずのCD-Rが、家人も留守をしていたので、宅配業者が持ち帰ってしまった。連絡して、届いたのは4時近く。結局、コンピュータに保存するだけで、仕事はできず。
夜は7時から、役場の会議室で「道路懇談会」。行くときは雪が降っていが、9時過ぎ、会が終って外に出ると雨。積もった雪に雨が降り、ぐちゃぐちゃ。それでも雪でなくてよかった。大雪になっていたところ。
今年は本当に冬らしい冬になった。昨年の今頃は、庭にのいたるところに福寿草が咲いていた。今年は、すべて雪の下。
February 25, Monday 2008
昨夜、というより今朝、1時に寝て4時に起きる。翻訳の続き。1曲のために、ここ数日、考えて、考えて、書いては消し、書いては消しの繰り返し。
締め切りの時間が迫る。遅くとも正午までには送らなければならない。不思議なことに、最後の最後、完璧とはいえないが、パッサブルな訳ができる。数日間、思い悩み考えたことが、潜在意識に蓄積され、土壇場で、ぼくの意思を無視して、言葉が形作られたかのよう。
今回だけでなく、過去にも、何度もそういうことがあった。眠っているときでも、潜在意識は働いているに違いない。目覚めたとき、訳が出来上がっていたこともある。
昼前に、対訳を、昼過ぎに、ライナーの初校と、修正した英詞を送る。そのあと、3時間ほど昼寝。文字通り「丸太のように」眠った。
ヒラリーの醜態は目に余る。Shame on you! はヒラリーに対してこそ使われるべきだ。潜在意識といえば、CNNのLarry
King Live で、ゲストのコメディアン Jon Stewart が面白いことを言っていた。夫のビルがヒラリーを応援するために前に出て、野暮な発言をするたび、ヒラリー支持が減り、オバマ支持が増えたが、元大統領は、潜在意識のなかで、妻に大統領になってもらいたくないと思っているのではないか、と。
明日は忙しい一日になりそう。
February 24, Sunday 2008
朝からひとつの歌と格闘し、考えても考えてもピタッとくる訳ができない。できないというよりも、もとの英語がよくわからない。数人のネイティヴスピーカーにも助けを求めた。多いに参考にはなったが、「これだっ!」と膝を打つような訳が出てこない。
午後、疲れて階下に降り、テレビをつけたら、ちょうど「きつねになった少年〜新美南吉
童話の世界」という番組が始まるところだった。すぐ上に上がって仕事を再開しようと思っていたが、結局最後まで見てしまった。感動した。
新美南吉の名前は知っていた。しかし、この番組を見て、彼については何も知らないということを知った。家人によれば、わが家にも「ごん狐」とか「手袋を買いに」などの絵本があったと言う。子供たちの小学校の国語の教科書にも載っていたとか。
今、正確な言葉を覚えていないが、新美南吉が亡くなる直前に書いた手紙の内容は、八木重吉を思い出させた。調べてみたら、新美南吉も八木重吉も享年29歳。それにしてもぼくが惹かれる人たちはみんな夭逝している。荻原碌山、30歳。宮沢賢治、37歳。
この番組で浅野温子が朗読した南吉の童話は「狐」というタイトルだった。心温まる物語。最後のほうではハンカチが放せなかった。「青空文庫」に入っているかなと検索したら、あったあった。驚いたことに、入力、校正ともに浜野智さんだった。
夜は、区の公民館で疎水についての隣の区との会議。その後、飲み会。9時半、家に戻り、仕事を再開。
苦労している歌は、クリストファーソンの Loving Her Was Easier (Than Anything
I'll Ever Do Again)。タイトルからしてややこしい。普通なら、カッコの中は
Than Anything I Have Ever Done だろう。もう一息のところまできている。もう寝て、明日の朝、考えることにしよう。
今日は新美南吉を知った記念すべき日。今日の番組で印象に残ったのは、南吉の童話はもちろんだが、川の堤防に群生する彼岸花。燃えるように赤い彼岸花が延々と続いている。今にも、子狐が顔を出しそう。彼岸花は、南吉のもう90歳近い幼馴染みが、南吉の童話の世界を再現しようと、種を撒き、育てたものらしい。一度行ってみたいものだ。知多半島の半田市。
February 23, Saturday 2008
飛び入りライブ。木曜日の午後、丸山俊治さんから「土曜日参加したい」旨のメールをいただいた。留守をしていて、金曜日朝、帰宅直後に返信。昼過ぎ、メールを開けると、件名に「山です」というメールがあった。大学時代の友人、山君からかなと思ってメールを開けると、「山スキー途中です」という一文と、写真が出てきた。帽子をかぶりサングラスをかけた山君だ。「おお、山もスキーを始めたか」と思ってアドレスを見ると丸山さんだった。
その丸山さんが今夜のトップ。昨日山スキーへ行った話しから入り、1曲目は昨年書いた「山スキーの歌」。さらに先週も歌ってくれた新曲「種なしブドウ」「思い出づくり」。サングラスをした丸山さん、若い!カッコイイ!
藤森和弘さん、今夜は後半の歌も含めて7曲すべてオリジナル。前半では、「あなたの命をあきらめないで」で始まる「生きて」を久しぶりに聞いた。もっと歌ってもいい歌。続いてぼくが「俺が生まれて育ったとこは」「幼いころの野原には」「薫子」。3月21日ゲスト出演する「ふるさと」をテーマにした朗読の会に向けての練習。いずれも20代に京都で書いた歌。
大月高志さん、「コスモス」と「カノン」。前者は大月さんが作曲した曲で、歌詞のついた香月!の名曲。曲だけでも、充分に説得力がある。歌詞のついてないオリジナル曲を大月さんはたくさんもっているという。是非聞かせてもらいたいもの。香月!は4月6日だったか13日だったか、「かんてんぱぱホール」でのコンサートに出演するとのこと。詳細がわかりしだい、この日記でお知らせします。ここで前半終了。
後半トップは、丸山さん。若いときに書いたというユーモラスな「結婚の歌」と、新曲「今日の日は本日限り」、そして丸山さんの傑作「おじさんたちの歌」。藤森さん、「今日は土曜日」「愛音」「小さな幸せ」。赤羽真理さん、「鹿のように」「旅人の木」、そして大月さんのサポートで「千両梨の実」。最後の曲を聞きながら、先週、田中誠一君が言ったことばを思い出した。彼の言う通り。本当に凄い!
最後に、三浦、赤羽 vo, g, 大月 pf で Amazing Grace。このセッションはもう何回か行ったが、一度も写真に撮られたことがない。
今夜は家人に、写真を忘れないように頼んでから、歌い始める。
Amazing Grace 驚くべき神の恩寵! みなさんのおかげでオーリアッドを続けられるのも、もうすぐ終る区長の仕事をなんとかやってこれたのも、いや、こうして生きていることさえ、神の恩寵、弥陀の誓願不思議。東井義雄さん風に言うならば「おかげさまのど真ん中」である。
閉店後外に出ると雪が舞っている。かなり激しい風も吹いている。寒い。早く暖かくなってほしいもの。
February 22, Friday 2008
昨日の午後、役場で最後の区長会。その後、諏訪の朱白(すはく)というホテルで解散式。宴会の前、寝る前、そして今朝、3度温泉に入った。諏訪湖がよく見える眺めのいいホテル。朱白という名は、朱色の温泉と透明の温泉の2種類あるところからつけられたようである。今朝、露天風呂から、諏訪湖の西の山に沈む満月とおぼしき月が見えた。
この役職についてから、何と忙しい日々が続いたことか。長い間家を空けることはできなかった。外国へ行くなんてことは論外。でも、今となってはいい経験をさせてもらったと思っている。もうやりたいとは思わないが。
10時、家に戻ると、CNNでヒラリーとオバマのディベートが中継されていた。会場は一昨年の9月に訪れたことのあるオースティンのテキサス大学。思わず最後まで見てしまった。ヒラリーのオバマに対する「アラサガシ的」発言が少なくなった気がする。彼女自身、それが得策でないと理解したのか、あるいはもう自分にはチャンスがないと思い始めたのか。協調路線をにおわせる発言さえあった。オバマの勢いは止まらない。
6時過ぎオーリアッドへ。遅くなって、朗読の会「ひびき」のAさんがやってきた。3月21日にボランティアセンターで朗読会が開かれ、ぼくも歌うことになっている。Aさんから、ぼくの歌の前に朗読したいので、「ふるさと」についての短いエッセイを書いてほしいと頼まれていた。今日の午後、付け焼刃のエッセイを書き終えたところ。
February 20, Wednesday 2008
朝から夕方までパソコンの前。難しい曲があって、なか進まない。様々な解釈が可能。訳者によってかなり違った訳になりそう。そのほかの曲はほぼ終了。
今日、オバマ氏はウイスコンシンとハワイで圧倒的な強さを見せた。ヒラリーが彼を批判すればするほど、オバマの勢いが加速するような。
オーリアッド。土曜日以来の営業日。店内が冷え切っている。久々に Peter, Paul and Mary の
In the Wind を聞こうとCDプレーヤーに乗せたが、うまくかからない。レコード・プレーヤーでいえば針が飛んだり、同じところを繰り返す状態。仕方なし、店内が暖まるまで待つことに。
パソコンのスイッチを入れたら Internet Explorer 7 の無料ダウンロードの画面が出てきた。少し時間がかかったが、ダウンロードした。使い勝手がいいかどうかまだわからない。
11時閉店、外に出ると、ほんの少し雪が舞っていた。雪はもうたくさん。
February 19, Tuesday 2008
年度末というのは、いろいろな雑用が飛び込んでくるものだ。午前中は、その雑用をこなし、午後、翻訳に戻る。一曲難しい歌があった。DVDの中のその歌の訳はあまりにも雑で、最初から訳し始めた。でもよくわからないところがある。この一曲にとどまっていられない。先に進むことに。
夜は、再び雑用が入った。エクセルを使わないとできない仕事。エクセルは苦手。先日も役場から送られてきた仕様書を変更しようとしたら、滅茶苦茶になり、もとに戻らなかった。今まで誰からも教わったことがないので効率が悪い。仕方なく、家人に上がってきてもらい教えてもらう。なるほど。なるほど。何とか表ができた。
ダニエルから写真が届いた。ユウキ君を連れて海へ行ったときの写真のようだ。暖かそう。羨ましい。彼が日本を離れたのは去年の12月中旬。ちょうど2ヶ月が経ったことになる。ずっと前のことのように思える。元気でやっているようで何より。ダニエルの笑顔はよかった。We
all miss you and your smiles, Daniel!
February 18, Monday 2008
昨日から気分が沈みがち。総会がすみ、もう少しで解放されるわけだから、もっと気分が上昇してもいいはず。Burn-out
syndrome か。
午後、町民会館の会議室で、区長会と「男女共同参画社会づくり推進委員会」との意見交換会。以前から、男女共同参画社会ということばそのものに違和感を感じていた。ちょっと本音を語りすぎたきらいがあり、これもまた気分を沈ませる要因に。
夜は、ジョニー・キャッシュ・ショーのCDの翻訳。DVDに入っているものが大半だが、DVDの訳は画面の変化に合わせてかなり省略されている。言葉を補いながら訳しなおしている。数曲、DVDには入っていないものが収めれている。
締め切りには間に合わせたい。
February 17, Sunday 2008
区の年度末定例総会。19年度1年間の経過報告をし、そのあと来年度の三役及び委員の選挙。三役に関しては、年功序列で3人の該当者に打診し、すでに内諾を得ていて、信任投票のみ。委員は6名連記の選挙。上位6名が選ばれる。
昨年の総会の「選挙」で、区長の役がまわってきた。あれから1年。あとは、3月の引継ぎ会を待つだけ。こまごました用事はいくつもあるけれど。
今年度と来年度の三役は自動的に委員になるので、委員としてもう一年務めなければならないが、この一年の「激務」と比べたら楽なことだろう。
February 16, Saturday 2008
信州の2月は寒い。朝は毎日-10℃前後。その寒い中、各地から歌いにきて下さる人たちがいる。ありがたいことである。
今日は東京から田中誠一君がやってきた。彼に初めて会ったのは京都に住んでいたとき。ぼくが29歳か30歳で、彼は18か19だった。今では誰も信じないだろうが、無口であまり目立たない学生だった。しかし、一旦歌いはじめるとクラスが静まり返り、みんなが注目し耳を傾けた。
今日もその歌「季節風」を第2ラウンドのアンコールで歌った。一瞬にして、30数年前のあのプレハブ教室の情景が蘇った。今日の前半は彼が教えている文星芸術大学の学生たちのために、ちばてつやさんとのコラボレーションで書いたという応援歌から。
丸山俊治さん、メールで新曲があると書いてきたので、1曲だろうと思っていたら、3曲。驚いた。「種なしブドウ」「思い出づくり」そして第2ラウンドで歌った「今日の日は本日かぎり」。最後の曲が印象に残った。藤森和弘さん、田中君が英五君との縁が深いことを知り、前半「ほろ酔いで」を歌う。田中君、「弟さんのことを歌った歌がよかったですね」。
小宮山秀示さん、ピアノで自作の曲を2曲。松本の劇団の音楽を担当しているとか。こんな才能があるとは知らなかった。奥さんの真由美さん、Close
to You。凄くよくなった。声がしっかりと届く。来週の披露宴での演奏はもう大丈夫。大月高志さん、「カノン」と「誕生」。田中君、「大月さんのカノンは達人の域に達してる」。4月には香月!としての復活もありそうである。
後半トップは、川島茂さん。「ロングヘアー」「40's」など3曲。前から歌が上手いと思っていたが、今日は特に上手いと思った。赤羽真理さん、大月さんのサポートで「千両梨の実」。田中君は赤羽さんの歌い方の変化に驚いていた。久しぶりに聞いた彼にはその変化がよくわかったに違いない。
丸山さん、前述の新曲。藤森さん、「今日は土曜日」など。田中君、「ゴルゴダの丘」「流れ星とまれ」など、英五君の隠れた名曲を含み4曲。最後にぼくが大月さんのサポートで「千の風」。
その後、田中君を囲み、しばし歓談。
February 15, Friday 2008
朝、メール便にて、DVD「ベスト・オブ・ジョニー・キャッシュTVショー」用の最終パッケージが届く。ブックレットも、パッケージも素晴らしい。去年の11月の終わりから始まった仕事。いよいよ完成間近。
午後は区の仕事で少し外に出て、帰ってきてから、CDの「ベスト・オブ・ジョニー・キャッシュ・ショー」の対訳を始める。午後メールで歌詞が入った。
6時、オーリアッドへ。しばらくして大月高志さん。カウンターで四方山話。お父さんがハーモニカを吹くというので、是非一度飛び入りライブで演奏してもらいたいもの。
遅くなって、「水と空気以外ならなんでも印刷する」という印刷会社の社長さん。正面の壁に飾ってあるディランのポスターを見て、「このサイズのポスターや垂れ幕はすぐできますよ」とのこと。オリジナルの垂れ幕を作ってもらうのも面白いかも。
11時過ぎ外に出ると、車の上に白い粉をまぶしたような雪。大雪にはならないだろう。
February 14, Thursday 2008
今日も忙しい一日。朝、区の役員と介護予防センター仕様書の再検討。午後、役場の担当者に報告。そのあと、オーリアッドへ。今夜のジブランの会のために、ピザ生地を延ばす。
一旦家に戻り、6時、再度オーリアッドへ。寒いので、2階のハロゲンヒーターを下ろし、パソコンを使う5番テーブル近くのステージに置く。暖かい。
7時から、ジブランの会の方々。5人。9時まで読書会をしたり、おしゃべりをしたり。ピザを食べたり、コーヒーを飲んだり。最初の3枚のピザは大丈夫だったが、最後の2枚を失敗。チーズをのせるのを忘れた。変なものが出来上がった。
閉店間際、バラク・オバマの奥さんミシェール・オバマの演説やインタビューをYouTube
で見る。夫に勝るとも劣らぬ歯切れのいいスピーチの連続。プリンストン大学で社会学を学び、夫と同じハーヴァード大学 Law School 卒業。
二人が実際に出会ったのは、シカゴの法律事務所。ミシェールのほうが先輩で、インターンとして入ってきた新人のバラクのアドヴァイザーになったとか。注目を集め続ける夫の身に何か起きないかと心配ではないか、と問われて―
危険は、誰にとっても生まれたときからつきものです。特に黒人に
とっては。ですから何かいけないことが起きるかもしれないとビクビ
クして生きることは私にはできません。でも、バラクや私たち家族が
経験している危険は、60年代、公民権運動を推し進めた指導者たち
の危険と比べたら何でもありません
キング牧師と奥さんのコレッタのことを思うとき、そして彼らが感じて
いたであろう恐怖や、彼らが払った犠牲を思うとき、私にはその権
利はありません―恐怖ゆえに、重要だと信じていることを止めてし
まう権利は。
凄い!ヒラリー以上に、アメリカ大統領になる素質がある。初めての「黒人の大統領」でもなく、初めての「女性の大統領」でもなく、初めての「黒人の女性の大統領」になれるのは、ミシェール・オバマしかいない。
February 13, Wednesday 2008
昨日は、忙しい一日だった。時間的にも、精神的にも。国道153号線改修工事と介護予防センターに関すること。会議の途中で次の会場へ、そしてまた戻るという綱渡り的忙しさ。
今朝はどっと疲れ、何もしする気になれない。そこで、のんびり CNN でバラク・オバマの快進撃を見ることに。もう誰も止められない。彼は、いくつもの境界を超えつつある。人種、性別、宗教、支持政党など。
今日のヴィクトリー・スピーチを聞いていたら、「共和党員 Republican(リパブリカン)でありながらオバマを支持する人のことを
Obamacan(オバマカン) というらしいね」と自ら語るところがあって、思わずふき出した。たくさんのオバマカンが生まれているようだ。
午後は3月の引継ぎのための書類の整理。散逸している昨年4月からの委員会の資料、議事録、区長会の資料などをファイルにしなければならない。整理整頓の遺伝子に欠陥のあるぼくには大変な作業。それでも、時間をかければ、徐々に片付いていく。
オーリアッドへ入る前に、「湯にいくセンター」へ。寒い日は温泉に限る。身体を洗っていたら、横から「めずらしいですね」と声をかけられた。某校長先生。びっくりした。
役場の担当者から電話があり、わざわざオーリアッドまできてもらい、介護予防センターのことで打ち合わせ。わが区のために、一生懸命がんばって下さっている。ありがたいことである。
11時過ぎ、家に戻ると、オリオンはすでに西の山影に、サンデッキの温度計は−12℃をさしていた。寒い。
ソフィーは大分元気になってきた。フィービーが一緒に遊べないので、ちょっと淋しそう。
February 11, Monday 2008
朝早くソフィーを獣医さんに連れていく予定だったが、介護予防センターについての打ち合わせが少々長引き、連れて行けたのは11時過ぎ。昨日と同じく、カテーテルを尿道に入れて尿を抜き、三本の太い注射。確実によくなっているが、まだ本調子でない。困っているのは、結石予防用の「高価な」餌を食べないこと。
インターネットで調べたら、尿路結石は1歳から3歳の牡猫に多い病気とか。
午後、オーリアッドの製氷機の修理に業者がきてくれた。フィルターを掃除しスイッチを入れたら、作動し、しばらくしたら氷ができ始めた。こんな風にすべてがいってくれたらいいのだが。調子が悪かったのは寒さのせいか。
バラク・オバマの勢いが止まらない。日曜のメイン州の党員集会で、59パーセントを得票し、ヒラリーを突き放した。2日前には、ルイジアナ、ネブラスカ、ワシントンの3州で勝利している。
更に、Best Spoken Word Album賞でグラミーを獲得したらしい。自分の著作
The Audacity of Hope: Reclaiming the American Dream の朗読アルバムに対して。『大胆な希望:アメリカの夢の再生』とでも訳そうか。
是非このアルバムを手に入れたいもの。バリトンの魅力的な声もさることながら、彼の言葉のリズムは、英語の学習者にとって、大いに勉強になるはず。
February 10, Sunday 2008
夜、区の委員会。その資料準備を朝から。介護予防センター建設に関しての議題がいくつか。
昨夜オーリアッドから戻って気づいた。ソフィーの調子が悪い。今朝獣医さんに診てもらう。尿路結石とのこと。尿道に細い管を入れて尿を抜き出してくれた。そして、太い注射を三本も。
市販のドライフードだけ食べているとこうなるとのことで、尿道結石を予防するための特別のドライフードを紹介される。
夜になって少し元気になる。
February 9, Saturday 2008
大雪。4時から旧道の雪かき。そのあと少し早めにオーリアッドへ。と、思ったが、着いたときすでに、諏訪から高島圭吾さんと奥さん、東京からの八束徹さんが待っていた。みなさんに手伝っていただいて雪かき。
最初にぼくが「碌山」「ジョン・レノンに捧げる歌」「千の風」を歌い、次に八束さんにお願いする。「寒い、寒い」といいながら、感性豊かな鋭い歌を聞かせてくれた。特に印象に残ったのは「東京暮し」と「オールド・マン・トーキング」。
次にオーリアッド初登場の高島さん。職業はフォトグラファー。今は富士山や沖縄の海を中心とした自然の写真を撮っているが、若い頃は(ぼくから見たら今でも十分若いが)、「ミュージック・ライフ」などの音楽雑誌のためにミュージシャンの写真を撮っていたとのこと。そういえば、その名前をどこかで聞いた(見た)ような気がする。長い間撮れなかった富士山を撮れるようになった経緯を話してくれた。そのきっかけとなった神秘体験の話は
awe-inspiring。高島さん、大月高志さんのピアノで Let It Be。
赤羽真理さん、「鹿のように」と「旅人の木」をソロで、「千両梨の実」を大月さんのサポートで。小宮山真由美さん、Close
to You。先週に引き続いて2回目。前回よりも、声がしっかりと出ていた。結婚披露宴で歌うまであと2週間。大丈夫。大月さん、「カノン」と
Merry Christmas, Mr. Lawrence。高島美枝子さん、詩の朗読のあと、大月さんのサポートで
If We Hold On Together。夫のための応援歌? ファースト・ヴァースの訳は下に。ここで休憩。
後半は、ぼくが「幼いころ野原には」「花語らず」、八束さん、「仮面」など3曲。高島圭吾さん、Imagine。写真家になる決心をしたのは、ジョン・レノンの死がきっかけだったとか。やまびこ国体100メートル平泳ぎ優勝者の美枝子さん、主宰している水泳教室「いきいきくらぶ」などについて語ったあと、初めて圭吾さんと一緒に富士山を撮りにいったときの感動を熱く語る。歌はなし。赤羽さん、「人生の海の嵐に」。そして最後に、赤羽、大月、三浦のトリオで
Amazing Grace。写真なし。
その後、しばし歓談。高島さんの写真のファイルを見せてもらう。昔撮ったミュージシャンたちの写真も。その中にはポール・アンカも。11時過ぎ、閉店し、外に出ると、ありがたいことに雪は止んでいた。
道に迷わないで
日々の暮らしの中で
ここまでがんばってきたんだから
あきらめないで
信じて生きて
夢は実現するためにあると
奇跡がもうすぐ起こるはず
生きて、あなたの物語を
信念と希望と栄光を
あなたの心の本当の願いに忠実に(三浦訳)
February 8, Friday 2008
昼前に回覧板用の区の総会案内を書き、8軒の隣組長宅へ届ける。総会は2月17日。区長の任期もあとわずか。
午後は、The Best of Johnny Cash Show のCDのライナー訳。5時前に、なんとか送ることができた。次は歌詞の訳。
ヴィヴィアン・リー主演の「アンナ・カレーニナ」を見ているところへお客さん。赤羽真理さんと会社の同僚の方々。遅い新年会の帰りとか。アカペラで歌ってマイクを放さない方もいて、大いに盛り上がる。赤羽さんもいつもの曲を数曲、ぼくも数曲、「王城山」の入った歌とのリクエストがあり、歌わせてもらう。
帰宅したのが12時前。そのあと、遅くなってメールをチェックすると、スパムに混じって
I hope you remember me! で始まるメールが入っていた。もう少しでスパムと間違えて削除するところだった。
I hope you remember me! I was one of the foreign students who
studied elementary Japanese with you at Osaka Gaidai for a short
period in 1980. You invited us to your home in Kyoto once,
and we
had a very good time.
Time has passed so quickly, and something made me think of
you and
your music. So I searched the internet and actually found
you
and your website!
1980年といえば、いまから28年前になる。当時、非常勤で、大阪外大の留学生別科で教えていた。いろんな国の留学生が一乗寺のわが家に遊びにきた。
彼女のことはよく覚えている。哲学専攻のタイからの留学生。筑波大学の大学院へ進んだ。メールによると、帰国後、大学で教えたり、政府の機関で働いたりしたが、現在はリタイヤして、家で翻訳の仕事をしているとのこと。
これまたインターネットがとりもってくれた再会。
February 7, Thursday 2008
午前10時、公民館へ。毎月第一木曜日に開かれる徳寿会に参加。通常、木曜日は松本へ行く日だが、2月3月は冬休みで参加できる。今日は、町から派遣された二人の講師が、高齢者の運転について、そして、口腔内の衛生についてお話をされた。どちらも興味深かったが、特に後者からは学ぶことが多かった。
午後、昨日届いたライナーの翻訳を始める。The Best of Johnny Cash Show のCD用。ライターは、DVDと同じリッチ・キーンズル。CDのライナーはDVDのそれに似た内容だが、異なる文章。彼の文章は好きだ。音楽の本質を常に思い出させてくれる。
CDも今朝とどいた。DVDと同じ曲もあるが、DVDに入っていなかった曲、入っていても別のヴァージョンのものが目に付く。「北国の少女」はディランとのデュエットではなく、キャッシュとジョニ・ミッチェルのデュエットになっている。
夜は少し遅れてオーリアッドへ。松本の丸山さんが箕輪の歌声喫茶の帰りに寄ってくれた。今週末は、歌声喫茶のスタッフと東京の「ともしび」へ視察にいってくるとのこと。
11時少し前に閉店。今夜は寒い。家に戻り、空を見上げると満点の星空。オリオン座は西の山近くにあった。季節が移りつつあるのがわかる。
February 6, Wednesday 2008
寒い日が連日続くと、気が滅入る。今日は、アメリカは火曜日、スーパー火曜日。オバマが快勝して、Yes,
we can. の連呼で、この滅入った気持ちを吹き飛ばしてくれることを期待していたが、ニューヨークもカリフォルニアもヒラリーだった。
でも、オバマは善戦した。勝ったといってもいい。数ヶ月前まで、今日、ヒラリーが民主党の大統領候補に指名されることは間違いないと考えられていた。それを引き分けに持ち込んだのだ。州の数ではリード。オバマ13、ヒラリー8。追い風を受け猛追したオバマが、残りの州で、追い抜くことは十分考えられる。
午後、カリフォルニアの最終結果をまたずに、いつもより早目にスイミングへ。200メートル泳いだり歩いたり。ジャグジー入っていたら、72歳だという女性に話しかけられた。ほとんど毎日、45分かけて1500メートル泳ぐという。スーパーレイディだ。彼女と比べて、ぼく自身の不甲斐なさに、気が滅入る。
夜は、オーリアッド。少し遅れて入ると、家人から製氷機が壊れたとの報告。滅入った気持ちがさらに滅入る。
明日がある。
February 5, Tuesday 2008
今日は午後、飲食店組合の総会があったが、区の用事があり、家人に行ってもらうことに。この総会は飲食店組合だけあって、毎年大変なご馳走が出る。参加したあとは、食べ過ぎて後悔の念に苛まれるほど。今年は、参加できなくてよかったかも。
今朝の「たつの新聞」に、昨日臨時町議会が開催され、今村区の現公民館を取り壊し、その跡地に介護予防センターを建設するための一般会計補正予算が可決されたという主旨の記事が出ていた。
実は12月から区の臨時委員会や総会を開いたり、書類提出などで何度も役場に足を運んだのはこの件について。
午後、役場へ行き、町長さん、副町長さんにお会いし、お礼を述べ、その後、保険福祉課へ。今後の進め方についての具体的なお話を伺う。
ハムレットは、To be or not to be, that is the question.(生くべきか、生かざるべきか、それが問題だ)と悩んだが、ぼくは今、
インプラントにするか、部分入れ歯にするか、それが問題。
February 4, Monday 2008
毎年、この時期になると採点と成績付けに追われ、「来年は余裕をもってやろう」と思いながら、同じことを繰り返している。
今日が締め切り。朝から採点、途中家人の助けも借り、何とかインターネットで入力。数年前までは、よく松本まで持っていったもの。その点、入力するだけなので楽になった。ただし、毎年、入力の仕方がわからなくなり、右往左往。そして結局は、メールや電話で問い合わせて教えてもらうことに。
バラク・オバマの勢いがここにきてまた増したようだ。ここ数日、カリフォルニアで圧倒的に優勢だったヒラリーとの差を詰めていたと思ったら、最新の世論調査では、Super
Tuesday 直前、一気に逆転したようだ。
ロイター通信社のホームページの見出し。
Obama expands lead on Clinton in California
オバマ、リード広げる、カリフォルニアでクリントンに
凄いの一言。この勢いはもう誰も止められない。
February 3, Sunday 2008
雪の節分。朝6時から旧道と家の周りの雪かき。午後3時から、雪の降りしきるなか、区の次期三役候補宅を現三役で訪問。午後4時から再び旧道と家の周りの雪かき。その後、5時過ぎ、オーリアッドへ。今日はお店はないが、雪かき。途中マーケットで、奥さんと買い物中の藤森和弘さんに会う。
藤森さんはしばらくぼくがわからなかったようだ。というのは、頭からすっぽりかぶる帽子(防寒フード)をかぶっていたので。それは、先日、安眠のためにいいといただいたもの。いただいてから毎日この帽子をかぶって寝ているが、雪かきにも重宝している。帽子に添えられていた手紙には次のように書かれていた。
安眠のために、頭と首をあたためるとよいみたいです。大寒ですので、
帽子をかぶって寝ると朝方の眠りが浅くなりません。どうぞおためし
ください。
雪かきで、身体の節々が痛む。午後8時、安眠帽子もかぶらずに、仮眠をとろうとベッドに横になったら、そのまま眠ってしまった。目覚めたのは翌日。よほど疲れていたに違いない。
今年は豆まきをしなかった。家人曰く、「殻つきピーナツを買おうと思ったが<中国産>だったので買わなかった」。オーリアッドの玄米野菜ピラフに使う冷凍野菜はどうかと心配したが、アメリカ産だった。だから安心とは言い切れないが。玄米野菜ピラフには自家製および地元産の玉葱も使い、玄米は近所の農家からわけてもらっている。
February 2, Saturday 2008
2月最初の飛び入りライブ。藤森和弘さん、新曲「小さな幸せ」、ますます快調。かわいい小さな「孫娘」から贈られた花束に微笑み涙ぐむ「お袋」の姿。久々登場、クラシックギターの小宮山敏明さん、「朝日のように」。オーリアッドが、いつの間にか、木々の間から射し込む透明な朝日に包まれる。大阪出身で長野県に移り住んだギタリストの作品とか。小宮山さんは彼のコンサートに行き、直接楽譜をいただいたとのこと。
小宮山さんの息子さんのお嫁さん、真由美さん、ピアノ弾き語りで、Close to
You。近々結婚式で弾き語りをするように依頼されたとのこと。練習を兼ねてオーリアッドに歌いにきてくれた。最初は緊張していたようだが、徐々に声も出てきた。高音の声がとても美しい。続いて、小宮山ファミリーバンドで「涙そうそう」。ピアノはぼくの長男の小学校の同級生、秀示君。音楽一家である。
ぼくが長男の旅立ちを歌った「旅立つおまえに」と「碌山」を歌ったあと、藤森さん「愛音」「住み慣れたこの町で」など。赤羽真理さん「私を待つ人がいる」「鹿のように」など。赤羽さんの温かくて穏やかなヴォーカルが心に沁み込む。ここで休憩。
休憩後は、小宮山さん、赤羽さん、藤森さんの順で2曲づつ。小宮山さんには「禁じられた遊び」をリクエスト。クラッシクギタリストは、この曲はあまり演奏したくないかもしれない。あまりにも人口に膾炙しているので。しかし、戦後、誰もが感動した名曲。この曲を聞いてギターを始めた人も多いはず。ぼくもその一人。中学2年のとき、ぼくはこの曲を聞いてギターを手にした。その経緯は次のURLから。
http://www.nagano.net/journal/miura/990514.html
赤羽さん「人生の海の嵐に」他。藤森さん「流れる雲」他。ここで今夜のライブ終了。タバコを吸いに外に出た藤森さんが、戻ってきて、「雪が降り始めてる。もう積もってる」と報告してくれる。
しばらく歓談したあと、今夜は早めに店を閉めることに。といっても最終的に店を出たのは11時。すでにあたり一面真っ白。
February 1, Friday 2008
昼前、『ベスト・オブ・ジョニー・キャッシュTVショー』のサンプルDVDと宣伝用チラシが届く。お昼を挟んで、4時間すべてを見る。字幕も修正され、以前よりもずっとよくなっている。2,3修正したいところがあったが、もうそうする時間はない。
発売日は、予定より若干遅れて、3月5日とのこと。カントリー音楽ファンはもとより、60年代の音楽や文化に興味のある人には絶対お勧め。定価6615円。amazon.co.jpだと、かなりの割引。
息子のジョン・カーター・キャッシュが赤ちゃんだったとき、彼をあやしながら、ジューンと二人で
Turn Around を歌うシーンがある。胸にジーンとくる。
午後遅く、エクササイズをかねて、公民館へ歩いて行く。1月の間、和室の床の間にかかっていたニワトリの掛け軸をはずし、2月の予定表に決まっている予定を書き込む。
夜、オーリアッド。朗読グループ「ひびき」の坂本さんと赤羽さん来訪。3月21日(金)にボランティアセンターで開かれる「ふるさと」をテーマにした朗読発表会で、ゲストとして数曲歌うことを依頼される。面白そうだ。
11時過ぎ家に戻る。玄関先の温度計。−8℃。寒いが、一頃−10℃が続いたので、あまり寒く感じない。零下の世界でも−8℃と−10℃の差は大きい。そんな話を今夜Y先生としたばかり。