OREAD Diary

June 1〜June 30, 2007


June 30, Saturday 2007

今年の夏シカゴに帰るというジョンとステファニーを囲む飛び入りライブ。須坂のイブラヒム・フェレールとでもいうべき Lazy Sam さんの参加もあり、大いに盛り上がった。

前半トップ、藤森一志さん。「小さなうわさ」など。彼の歌は何度か聞いたが、今夜は声が実によく伸びている。藤森和弘さん、3曲目に新曲「おまえの歌が聞こえる」。よかった。続いて、山岸豊さん、「音楽は贈物」など。自分の音楽に悩んでいたとき、ジョンに相談すると、ジョンが言った「爺さんが教えてくれた music is a gift」と。田中郁夫さん (from 京都)「シカゴへ行こう」with ジョン&山岸。Lazy Samさん、Kind-Hearted Woman など。渋い。続いて、Stephanie with John。彼らは何度かオーリアッドで演奏したが、一緒に演奏するのを聞くのは初めて。モーツアルト Magic Flute の中の一曲など。盛大な拍手。赤羽真理さん、ご存知「千両梨の実」など with 大月高志さん。前半最後は大月さんの「カノン」。大きな長く続く拍手。








後半トップ、藤森一志さん、「夢中旅行」など。彼が描く世界は夢と現実が逆。夢が現実で、現実が夢。藤森和弘さん、「愛音」「今日は土曜日」。大月さんのギターとピアノのサポート。続いて、このときまでにすっかりできあがっていた田中郁夫さん。山岸さんの Music Is a Gift をもじって、「悩んでいたとき爺さんが教えてくれた whisky is a gift」。面白い。続いてLazy Samさん、Me and the Devil Blues など。渋い。ステファニー、ソロでフォーレの小品など。そして今夜の最後は、Lazy Sam & Ikuo Tanaka のツイン・ヴォーカルで、Sweet Home Chicagoの一大セッション。素晴らしかった。







その後、しばし歓談。

Many thanks to John & Stephanie for sharing their "gifts" with us at OREAD. We wish them Godspeed and their safe return to Sweet Home Chicago.


June 29, Friday 2007

一日中、雨。時にはとても強く降る。昨年7月の豪雨被害時の降り方を思わせるほど。あのときの再現はもうご免である。

6時、オーリアッド。早速、英辞郎(第三版)をインストールしようとしたが、何も起こらない。何度か試みたが but in vain. 困った。説明を見ると、どうやら Windows ME は対象外。日進月歩。すべてが新しくなる。人類の歴史の中で、これほど急速に新しいものが古くなったことはなかっただろう。しかも、今、それが加速している。

遅くなって、七夕コンサートに向けて少し練習。今年が35回目。長く続いてきたものだ。一回目が行われたときぼくは26歳。はるか昔のことのようにも思えるが、あっという間だったという気もする。時間というものは実に不思議である。


June 28, Thursday 2007


朝から蒸し暑い。曇り空。松本へ。帰路、あがたの森公園の喫茶店へ。公園の正門を入るとすぐ左手に旧松本高等学校講堂(現あがたの森文化会館)、ヒマラヤ杉の巨木の並木を隔てて斜め右に旧制高等学校記念館。喫茶店はこの記念館の中にある。記念館に入るとすぐ左にギャラリー。よく無料の展覧会や展示会が開かれる。それも楽しみのひとつ。二階には有料の旧制高等学校の資料室。ここには入ったことがない。

喫茶店らしい喫茶店が少なくなった今、貴重な店である。無口なマスターがコーヒーをいれてくれる。長い間彼と話したことがなかった。ここ数年、お客が少し減ってきたようで、ぼくがいくと、彼が一人でいることがあり、一言二言話すようになった。文化会館などでイベントがあった日には超満員で入れないこともある。

今日オーリアッドは歌声喫茶の日。信州づくだしクラブ主催。6時にオープンしステージのセッティングをすませて、区の公民館へ。区の三十三所観音の案内板設置についての小委員会。一段落ついたところで中座させてもらい、再度オーリアッドへ。歌声喫茶は後半に入るところだった。「あざみの歌」「ゴンドラの唄」など、ぼくの好きな歌も歌われた。みなさんきれいな声。歌がうまい。

ノート型が修理されて戻ってきたが、ハードディスクが壊れていて、取り替えたとのことで、インストールしたすべてのものが消滅していた。重宝していた「英辞郎」(第二版)もない。CD-ROMがあれば問題ないのだが、どこを探しても見当たらない。午後、キャンパス・ブックストアで、嬉しいことに、「英辞郎」(第三版)を見つけた。早速購入。ただし、今夜はインストールするだけの時間がなかった。

家に戻る前、歌の練習をしようと思ったが身体が重く Give Up! うーむ、七夕コンサートまでもう少し。それまでものすごい過密スケジュール。がんばろう。


June 27, Wednesday 2007

午前中、区の関係の書類の整理。この一週間放っておいたので、山のよう。区長日誌なるものもつけているが、忙しさにかまけてつけないでいたら、何をしたのかかなりの部分忘れていた。

Googleカレンダーに書き込んだ予定表で確かめようとしたら、Googleカレンダーそのものが消えていた。昨夜、Google Pack なるものをインストールしたのがいけなかったか。この OREAD Diary に書かれているのは区の仕事のほんの一部。それでも役に立った。

昼前、除草のため、畑に耕運機をかける。かなり広い部分が使われていず、草ボウボウになっていた。

土曜日以来、初のオーリアッド。土曜日の賑わいと対照的。静かな夜。補助椅子をステージ裏の物置にしまったり、床にモップをかけたり、洗い残していたグラスや皿を洗ったりしながら、土曜日の「ほたる祭りライブ」のことを思い出していた。本当に多くの方々にきていただき、感謝の念に耐えない。

リハーサルでは少々緊張気味に思えたゲストのみなさんの演奏は、実によかった。ぼく自身の演奏も、いくつかの間違いはあったものの、直後に感じたほどには悪くなかったと思う。しかし、ひとつだけ反省しなければいけないことがある。

それは「祈り」を忘れていたこと。大歓声や拍手に呑み込まれていた。それに応えようと歌ってしまった。自分自身を聴衆のなかに置き、自分自身の声に耳を傾けることを忘れていた。歌い出す瞬間に「無」になることを忘れていた。

レナード・コーエンのライブ盤を聞く。


June 26, Tuesday 2007

午前中、某新聞社の記者来訪。60年代70年代のフォークソングと今の「フォークソング」との違いについて聞かれた。よくわからない。ただ次のようには言えるかもしれない。人は、未来が閉ざされていると感じるとき、プロテストする意欲さえなくなる、と。

あまり適切な受け応えができなかったが、彼との雑談は楽しかった。京都の大学で学んだとのことで、共通の話題に事欠かなかった。

一週間の疲れが出たのか、身体が重い。午後遅くスイミングへ行くことに。プールの水が冷たくて気持ちいい。いよいよ夏がきたことを実感。200メートル、ゆっくり歩いたり泳いだり。そしてサウナへ。汗をかき、少し身体が軽くなった。



June 25, Monday 2007

一昨日のライブは、連日忙しく、充分な準備もできないまま突入した感があった。何度か4拍子の歌を3拍子で歌い始めたり、3拍子の歌を4拍子で歌い始めたりしたが、それでもコンサート全体としては悪くなかったと思う。

いくつか好意的なメールが届いている。東京在住で、辰野にも工場のあるKMSのCEO、Hさんから次のようなメールが届いた。

今回は、藤森さん、大月さん、香さん、赤羽さんの歌と演奏を聞けてよかったです。皆さんレベルの高い演奏だったと感じました。藤森さんは、なじみのある安心して聞ける歌、大月さんは、若者らしいメロディラインでわが世代とは違った感性を感じ、香さんはきれいな声質で、もう少し力強さがでればもっとよくなると思いました。三浦さんの「カムサハムニダ・・」はじーんと心に来ました。「果樹園の道」は韓国の歌とのことですが、古賀演歌の趣きを感じ、大好きな「次郎」は何度聞いてもいいですね。

今回、ゆっくり楽しめた打ち上げでは、色んな方と知り合えて、また来年お会いしましょうと約束して別れました。飛び入り演奏したアイルランドの彼氏に、先日松本でチーフテンズのコンサートに行き、偶然ホテルが一緒で、フルートの Matt Molloy からサインをもらったと言ったら、Really!!とびっくりしていました。

チーフテンズのアンサンブルのよさに感激したのですが、三浦さんが、野間さんの合わせの素晴らしさに言及されていましたが、本当にそうですね。今回は、野間さんと席が離れていて、お話出来なかったので、来年はお話ししたいと思いました。非常に楽しく、充実した夜でした。来年も楽しみにしています。

横浜から毎年このライブにきてくれるSさんからは次のようなメールが届いた。             

今回のライブは三浦さんの歌に加えて、それぞれ個性的なゲストの方々の歌と演奏を楽しませてもらいました。短い、と感じたのは、内容が幅広く充実していたためでしょうか? 時間の経過を感じることなく、気がついてみたら、もう最後の曲?との印象でした。「握手」と、その新曲を取り巻くエピソードを聞いて、三浦さんが今また新しい世界を広げているのだと嬉しくなりました。元気を貰いました。

打上げで、酔った勢いもあり、オーリアッドのステージでみなさんと一緒に歌えたのは嬉しいことでした。本当に楽しく、時の流れをすっかり忘れ、あっと言う間に午前2時でしたね。9月に横浜でお会いするのを楽しみにしています。


3人のゲストの歌に関し、お二人とも、その質の高さに触れている。ぼくが日頃感じていることが実証された気がして嬉しい。

彼らが、また新しい歌を生み出すことを願っている。



June 23, Saturday 2007


第11回三浦久ほたる祭りライブ。6時半、開場。7時の開演前に超満員。ゲストの藤森和弘さん、大月高志さん with 香さん、赤羽真理さんの見事な演奏のあと、ぼくが野間義男さんのサポートで歌う。聴衆のみなさんと一緒に歌うコーナーでは、みなさん大きな声で歌ってくださり、大いに盛り上がった。最後は、「グッドナイト、アイリーン」の大合唱。





打ち上げにも多くの方が参加してくださった。しばらくして飛び入りライブ状態に。先ず、名古屋在住、アイルランド出身のマイケルが、アイリッシュの歌を一曲。素晴らしい。拍手なりやまず、もう一曲。岡谷のオカリナグループが2曲演奏。心安らぐ優しい音色。大月さんの「カノン」を聞きたいという声があがり、お願いする。盛大な拍手。

12時を回り、残っている人も少なくなったところで、野間さんが客席で「酒と涙と・・・」。そのあと、ディラン・フリークの3人、横浜のSさん、白馬のSさん、そしてぼくが Times, They Are A-Changing と Mr. Tambourine Man。野間さんのギターのサポート。最後に藤森さんが、野間さんのサポートで「旅的途上」。






久しぶりに時間を忘れて痛飲。多くの方々の協力で素晴らしい夜になった。感謝。


June 22, Friday 2007

一日、激しい雨。朝9時過ぎ電話が鳴る。しまった! 忘れていた!9時に、でんで原という横川川沿いの区の運動場で、K建設の堤防復旧工事の現場に立ち会うことになっていた。昨年の豪雨被害で崩れた堤防。急いで雨の中を、でんで原へ。

午後、オーリアッドのピアノの調律をお願いしてあったが、それには家人にいってもらい、区の臨時総会についての回覧板用のプリントを作る。雨が止んだら配ろうと思ったが、なかなか止まない。激しい雨の中、8軒の隣組長の家に届ける。

6時オーリアッドへ。雨が降るのでお客さんは少ないだろうと思っていたら、後半団体が入り、てんやわんや。前半は、赤羽、大月、藤森の3氏と明日のライブのリハーサル。みんなで歌う歌の練習までできなかった。

まだ先のことだと思っていた「ほたる祭りライブ」はいよいよ明日。明日の天気は晴れ。ほたるもたくさん出るだろう。



June 21, Thursday 2007

朝9時半、松本へ。午後帰る途中、睡魔に襲われ、塩尻の道の駅で仮眠。急に暑くなって身体がついていけないようだ。

「ほたる祭りライブ」はいよいよ明後日。ありがたいことに、今日もいくつか予約が入る。盛況が予想される。年に一度の地元でのコンサート。聞きにきて下さる方々に満足していただけるコンサートにしたいものである。

今年は新曲がないと思っていたら、一昨日できた「握手」、それに「バード・オン・ザ・ワイヤー」がある。リクエストも数多く寄せられている。全体の構成を考えた場合、すべてのリクエストにお応えはできないが、できるだけ多く歌いたいと思っている。

閉店後しばらく歌の練習。11時過ぎ外に出る。まだ蒸し暑い。今日はほたるがたくさん出たに違いない。


June 20, Wednesday 2007

暑い一日だった。初めての体験だった。有明高原寮というフェンスも格子もない少年院で歌わせてもらった。「緑の丘の赤い屋根〜」で始まる「鐘の鳴る丘」という歌で知られる少年院。「カムサハムニダ、イ・スヒョン」「それぞれの道」「千の風」「握手」「旅立つおまえに」「新しい光迎えよう」の6曲。

「握手」の原詩はいただいたパンフレットにも掲載されていた。この詩に言葉を加えて曲をつけた「握手」を歌っているとき、多くの少年たちが涙を流していたとあとで教えられた。その歌詞に出てくる「渡り廊下」に案内された。長い渡り廊下である。面会にきた両親と別れ、この長い渡り廊下を歩いていたとき、この歌のナレーターの心の中に大きな変化が起きる。おそらく彼らの多くもこの渡り廊下を歩きながら、さまざまな思いを抱いたことだろう。

家に戻ったのが5時過ぎ。しばらく休憩し、7時過ぎにオーリアッドへ。今年の地区同窓会で40数年振りにお会いした先輩のMさんがお見えになっていた。同窓会ではゆっくり話ができなかったが、今夜はその後のお互いの歩んできた道を語り合った。Mさんは化学者ながら、最近は宗教や仏教にも興味があるという。もう一度ぼくも勉強しなおさなければ。

お客さんがいてもいなくても11時までは開けていると決めているが、今日は駄目だった。疲れすぎていた。10時半、閉店。歌い続けていてよかったと思わされた一日。



June 19, Tuesday 2007


午前中、定期検診。今日は胸のレントゲンと心電図をとった。どちらも特に異常なし。

午後は区の役員5人と、電柵を設置する場所の下見を行う。区の端から端まで山と畑の境を歩き、巻尺でおよその距離を測った。2時間ほどかかった。全長1300メートル。一基で5000メートル有効のソーラー発電機を使って3段の電柵を設置することができる。最終決定は区の総会で。

下見をする前に、近くの唐木沢区に設置されている電柵を見にいった。柵というから、かなり頑丈なものだろうと想像していたが、三本の電線が3メートルから5メートル間隔のポールに張られているだけ。それでもイノシシ、鹿にはかなり有効とのこと。写真左、中央の背の高いポールの先についているのがソーラー発電機。測量をしているとき、カモシカがこちらを見ていた。先週金曜日に家の畑に現れたのと同じかどうかわからない。不思議そうにこちらを見ていた。

 

明日は某少年院で歌う。今晩、その少年院にいたことのある人が書いた詩に言葉を加えて曲をつけた。タイトルは「握手」。明日この歌を歌うかどうかまだわからない。多分歌うと思う。きっと歌うと思う。「ほたる祭りライブ」でも歌うつもり。

今晩四国に住む人からメールが入った。昔、京都でぼくのクラスにいた人。「私は明日初めて少年鑑別所にお花を生けに行きます。直接少年達に会うことはないのですが、心を込めて生けたいと思います」と書かれていた。不思議なことがあるものだ。

夜遅く、オーリアッドへギターを取りにいったついでに、家人と松尾峡まで足を延ばした。いるともいないとも言えないほどのほたるだった。これからだろう。


June 18, Monday 2007

午後、先日送られてきたレナード・コーエンのプロモーション用 Compiled Album を聞く。明後日、6月20日に発売される彼の最初の3枚のアルバムからは、Suzanne, Hey That's No Way to Say Goodbye, So Long Marianne(以上 The Songs of Leonard Cohen), Bird on the Wire (Songs from a Room), Famous Blue Raincoat (Songs of Love & Hate)が収められている。更にその後のアルバムから4曲入っている。

コーエンに続いて、中村中(なかむら・あたる)という人の2曲入りCDを聞く。先週土曜日、大月高志さんからいただいたCD。てっきり男の人だと思っていたら女性だった。大月さんは、この人の歌詞に興味があるという。確かに不思議な感性の持ち主。こころの襞、こころの陰影というべきか、を淡々と日常のことばで紡ぎ出す。

夜は臨時の区の委員会。「有害」鳥獣対策について。山麓の村ゆえ、イノシシ、サル、ハクビシンなどの被害が多い。トウモロコシが実る頃までには何とかしなければ。


June 17, Sunday 2007

ほたる祭り最大のイベント「総おどり」の日。区や企業などの30近いおどり連が、人数にして3000人ほどが、辰野のメインストリートを「ほたる小唄」「はひふへほたる」の曲に合わせておどる。6時開始、途中15分の休憩、7時15分終了。

今村区参加者は、子供たちも含め60数名。区民のおよそ30パーセント。区旗をもって先頭を歩く。時々振り返って見ると、練習の成果あり、今村区連の、特に女性陣の、おどりは、見事に揃っている。終了後、公民館にて慰労会。長いポールの先につけられた区旗はけっこう重く、今でも右腕が少し痛む。




真ん中の写真のうしろが飯田線の踏み切り。そのうしろに伊那富橋。伊那富橋を渡ると、右側4軒目がオーリアッド。

今週も、土曜日のライブまで、いくつか「公的な」仕事が予定されている。ちょっと辛いものがある。何とか乗り切らねば。


June 16, Saturday 2007

今日から「第59回ほたる祭り」。午後5時、駅前で開幕式。町長挨拶に続いて、くす玉を割り、開会宣言。その後、町内の小中学校のブラスバンドの演奏など。その後の懇親会は欠席してオーリアッドへ。

 

6時開店。お客さんのいない客席に向かって歌う。今度の水曜日の某少年院で歌う歌の練習。まだ何を歌うか決めかねているが、大体の方向は見えてきた。しばらくして藤森和弘さん、登場。いつもより多めに歌ってもらう。そのあと、大月高志さんのピアノ演奏。暗くなるにつれて、外を歩いている人たちも増えてきた。ピアノが外まで聞こえるように、窓を開ける。

ピアノ・メドレーのあと、大月さんに「ザ・ローズ」をリクエスト。そのあと、ぼくがその歌を歌う。続いて、赤羽真理さん。このときまでにお客さんも増えてきた。カウンターにすわっていたK区長さん、赤羽さんの「千両梨の実」(with 大月さん on the piano)を聞いて、「凄いですね」。

今日はほたる祭りで、お客さんの出入りが多いので、前半後半もなく、何度かステージに上がってもらう。川島茂さんが家族とほたるを見にきて、立ち寄り、2曲歌ってくれた。まさに飛び入りだが、大月さんのピアノとあいまって見事な演奏。客席から喚声。







お客さんの中に、この町のAET2人を含む近隣の町のAET6人。一人は長野市から。そのうちの一人はタコスを注文し、食べ終わってもう一人前注文。「日本で食べたタコスの中で一番おいしい」とのこと。うそかまことか、What a compliment!

名古屋からきたという3人の女性に「ほたるはいましたか」と聞くと、「いました。きれいでした」との返事。川島さんに「いましたか」と聞くと、首をかしげ、いなかったというジェスチャー。「先ほどの人たちはいたといってましたよ」というと、「以前に見たときよりも少なかった」とのこと。AETたちに聞くと、「いました。きれいでした」とのこと。初めて見る人には十分楽しめるほどのほたるは飛んでいるようだ。

開幕式の挨拶で町長が、ほたる祭りの後半、22日、23日ごろが一番出るだろう、といっていた。「ほたる祭りライブ」の日は雨が降ることが多い。今年は降らなければ、たくさんのほたるが見れそうである。

最後には区長さんも3人に増え、しばし歓談。閉店はいつもより遅い11時半過ぎ。明日は総踊り。お店は定休日。以前にはほたる祭り期間中、日曜日にも開けたことがある。今年は、立場上、総おどり及び、その後の打ち上げにも参加しなければならない。



June 15, Friday 2007

忙しい一日。次から次へといろんなことが起こってくる。今日は、オーリアッドで使っているノート型PCが使えなくなった。修理するにも時間とお金がかなりかかるとのことで、新しいものに買い替えることに。

遅くなって、「覚えてますか」といいながら二人の女性が入ってきた。5月のはじめ、あづみのアルプス公園で歌ったとき、聞きにきてくれたHさんと彼女の友だち。Hさんは、小学校時代、彼女が転校する5年生まで同級生だった。5月に会ったときは、最初誰だかわからなかった。今夜ははっきりと昔の面影が。不思議なものだ。

二人は松本からほたるを見にきたとのこと。「出てましたか」と聞くと、「出てました」とのこと。来週土曜日の「ほたる祭りライブ」にもきてくれることになった。ほたる祭り、いよいよ明日から。


June 14, Thursday 2007

松本へ。甲信越地域にも梅雨入り宣言。降ったりやんだりの梅雨らしい一日。朝、車から校舎へ歩いていくときは降ってはいたが、傘はいらなかった。午後、戻るときは本格的な雨。

今夜は、生姜紅茶がよく出た。Y先生と、昭和30年代、三丁目の夕日の時代の思い出話に。「カバヤ文庫」の話をすると先生も覚えていた。カバヤキャラメルを買うとカードがついていて、ある程度ためると本がもらえた。特に、印象深かったのは、カバの形をした自動車。その自動車のあとを子供たちがついて歩いたものだった。この話をしてもまったく通じない地域や世代がある。

今では考えられないが、当時は飛行機からいろんなチラシがまかれたことを先生もぼくも覚えていた。キラキラ光りながらチラシが落ちてきて、追いかけて拾ったものである。

グーグルで検索したら、カバヤ文庫をインターネットで読めることがわかった。実際に閲覧するためにはプラグイン(DjVu)が必要。 インストール方法もこのページに書かれている。

閉店後、歌の練習。ほたる祭りライブまでほぼ1週間。


June 13, Wednesday 2007


朝起きてメールをチェックをすると
オーリアッド4周年おめでとうございます」というメールが入っていた。Sさんからだ。いつもありがとうございます。それにしても、もう4年が経ったのかと感慨深いものがある。

某不登校を考える親の会の方から「それぞれの道」の入った『ガビオタの海』の注文が入った。最近あまり歌わなくなったが、不登校をテーマにして書いたもうひとつの歌がある。「純ちゃん」である。その歌を書いた1987年には不登校という言葉はまだなかった。「純ちゃん」から20年。これまた感慨深い。

開店後しばらくして太田裕士さん。久しぶり。面白い話をいろいろしてくれた。音楽の話、石の話、カエルの話、お父さんが歌う「ソースカツ丼の歌」の話。話題がつきない。彼の周りにはいつも出会いの風が吹いているようだ。AHUMの活動も軌道にのり、忙しそう。今CDを作っていて、8月には伊那谷ツアーをしたいとのこと。

今晩から、「生姜紅茶」をメニューに加えた。最初のお客さんは太田裕士さん。


June 12, Tuesday 2007

朝から快晴。放置自動車に関してははかばかしい進展なし。ただ車が放置される前から捨てられていたタイヤだけは撤去された。生活環境課のAさんが撤去するところに立ち会うため、家から徳本水まで歩いた。片道およそ400メートル。それだけで汗だく。真夏の暑さ。

数日前、『老化は身体の乾燥が原因だった』という本が送られてきた。差出人は、家人の叔母さん。家人が読む前にぼくが読んでしまった。その結果、数日、生姜紅茶を頻繁に飲んでいる。あまつさえ、今日の午後、生姜の種芋を大量に買ってきて畑に植えた。今年は畑を縮小したので、植えるところがたくさん残っている。

寡聞にして知らなかったが、生姜紅茶はテレビでも取り上げられ、かなり話題になっているらしい。

辰野へ戻ってきたころだった。25年ほど前。アロエに凝ったことがある。アロエでなんでも治せると夢中になった。数年前には、カスピ海ヨーグルトに。去年は、豆乳大豆クッキーに。そのほか、ゲルマニウムやクコ茶にも。どれも長く続かなかった。それでもアロエは3年ほど続いたか。京都にいたころ、「紅茶キノコ」なるものが流行った。さすがにこれには手を出さなかった。

生姜紅茶には、身体を温め、便秘を解消し、血圧を下げ、γ-GTPの値を下げ、ダイエットにも効果があるらしい。まさにぼくのための飲み物。オーリアッドのメニューに加えようかと考えているほど。いつまで続くことやら。

夜、「ザ・ローズ」を歌ってみた。簡単なコード、簡単なメロディ。それでいて心が静かな感動で満たされる。こんな歌を書いてみたいものだ。

  
Some say love, it is a river that drowns the tender reed
  Some say love, it is a razor that leads your soul to bleed
  Some say love, it is a hunger, an endless aching need
  I say love, it is a flower and you its only seed


June 11, Monday 2007


今日は朝から警察へ、そして役場へ。徳本水の駐車場に放置された自動車の処理に関して。(詳しくはホームページ掲示板参照。)明らかに放置されているとわかっていても、誰もすぐにそれを撤去することができないらしい。正規の手続きを踏むと3ヶ月かかってしまうとか。困った。

数年前、小野の雨沢地籍の国道153号線沿いに小型車が放置されていた。長いことそこにあった。どうして誰も撤去しないのかと思ったが、撤去できなかったのだ。

車体番号から車の持ち主は特定できたと午後連絡が入った。しかし、居場所をつきとめるのは難しいらしい。ひょっとしたらもう日本にいないかもしれない。

昨日と今日、この降って湧いた「事件」に忙殺された。おそらく明日も。それでもいろいろ勉強になった。「路上放棄車処理協力会」なるものが存在することを初めて知った。撤去にかかる費用の一部を補助してくれる組織である。

昨日、「ザ・ローズ」のファースト・ヴァースの和訳を試みたが、今夜は通して訳してみた。メロディといい言葉といい、実にいい歌である。

  

  愛は川だという人がいる、それは柔らかいアシの葉を溺れさせると
  愛はカミソリだという人もいる、それはあなたの魂に血を流させると
  愛は飢えだという人もいる、果てもなく苦しみながら求める心だと
  私はいう、愛は花だと、そしてあなたはその種だと

  砕けることを恐れる心、それは踊ることを学ぶことがない
  覚めることを恐れる夢、それは決して冒険しようとしない
  奪われまいと身を固くする人、それは与えることもできない人
  死ぬことを恐れる魂、それは生きることを学ぶことがない

  夜があまりにも孤独で、道があまりにも遠く
  愛を得るのは幸運で強い者たちだけだと思うとき
  覚えておきなさい、冬、雪の下深く、種が眠っていることを
  そして、春、太陽の愛を浴びて、それが薔薇になることを 
(三浦久訳)


June 10, Sunday 2007

夜、区の委員会から戻りメールを開けたら、マンダラ2の中野さんからメールが入っていた。今年の年末ライブを12月14日(金)か21日(金)にどうかとの打診。決めるにはまだ早過ぎるようにも感じたが、せっかくのご好意。12月14日にお願いすることにした。12月21日は区長会が入っている。それで、とりあえず、

   
第14回三浦久年末ライブ in 東京
  日時:2007年12月14日(金)
  会場:マンダラ2


ということに。詳細はもう少し近くなってから。

「ザ・ローズ」のメロディが頭から離れない。

    愛は川だという人がいる、それは柔らかいアシの葉を溺れさせると
   愛はカミソリだという人もいる、それはあなたの魂に血を流させると
   愛は飢えだという人もいる、果てもなく苦しみながら求める心だと
   私はいう、愛は花だと、そしてあなたはその種だと
(三浦久訳)


June 9, Saturday 2007

ほたる祭りライブ」まで2週間となった。今晩はそのリハーサルのような飛び入りライブ。前半はそれぞれがソロで。後半は大月さんのサポートで。

今村公民館で行われた「ほたる祭り」のおどりの練習に顔を出したあと、オーリアッドへ。藤森和弘さんが歌っていた。久しぶりに聞く「地団駄」。ぼくが「もう一度だけ」「旅立つおまえに」を歌い、大月高志さんが、昨日のオーリアッド・ダイアリーを読んだからと言い、ベット・ミドラーの「ザ・ローズ」をピアノで。名曲である。赤羽真理さん、「アメイジング・グレイス」「ホーボーズ・ララバイ」など。


 



後半は大月さんのサポートで「ほたる祭りライブ」に歌う歌。藤森さん、「今日は土曜日」「住みなれたこの町で」。赤羽さん、「旅人の木」「千両梨の実」。最後に、全員で「オーリアッド・バンドの歌」。

ダニエルから午後メールが入り、奥さん無事男児出産の朗報。よかった。疲れていて今日は来れないとのことだったが、近いうちに新曲が聞けそうである。

聞きにきてくれたYさんのお母さんが「ほたる祭りライブ」に来たいと言っているが、高齢なので迷っているとのこと。「ほたる祭りライブ」には老若男女いろんな方がきますよと伝えておく。ありがたいことに今年も、盛況が予想される。土曜日の飛び入りライブにはあまりお見えにならない方が多い。ぼくの歌を聞いてもらいたいのはもちろん、3人のゲストの歌も是非じっくり聞いてもらいたいもの。

辰野のほたる祭りは6月16日(土)から、6月24日(日)まで。来週土曜日16日は通常通りの「飛び入りライブ」。


June 8, Friday 2007

上岡龍太郎さんが「横山ノックさんを天国へ送る会」で、献杯の挨拶をしている映像を見た。矢継ぎ早に繰り出される彼の流麗な言葉は健在だった。もう芸能界から引退して何年も経つというのに。

京都に住んでいた70年代、「漫画トリオ」という名前さえ知らなかったし、ましてその3人のメンバーについては何も知らなかった。ただ上岡龍太郎さんには一度お会いしたことがある。近畿放送で番組をもっていたとき、ディレクターが連れていってくれたスナックに彼がいて、紹介された。ほかにも何人か「芸人」がいた気がするが、彼のことしか印象に残っていない。シャープな頭、立て板に水の話術に感銘を受けた。芸人らしからぬ風貌にも。

昨日、今日と、ベット・ミドラーの『ザ・ローズ』のサウンドトラック盤を聞く。小林さんが送ってくれたバラの花の影響か。「ザ・ローズ」は名曲である。

遅くなって歌の練習。「バード・オン・ザ・ワイヤー」はほぼ完成した。新曲もできつつある。少年院で歌う20日までには完成させたいものである。


June 7, Thursday 2007

松本へ行く日。帰路、いつものように、あがたの森のコーヒーショップへ。そのあと、山麓線を通って辰野へ。ところが突然睡魔に襲われ、道路沿いの駐車場に車を止めて仮眠。目が覚めたら5時近くになっていた。30分以上眠ったようだ。

6時過ぎ、オーリアッドに入る。歌の練習をしているところへMさん。箕輪からの帰りとか。ほたる祭りライブのチケットを買って下さった。当日のリクエストとして「サンタバーバラの夏」と「丁度よい」。「丁度よい」はほかの人からもリクエストされている。考えてみたら最近この歌はあまり歌っていない。

遅くなって、電話が鳴った。名前を言われたが、最初誰だかわからなかった。オランダからだという。話しているうちに思い出した。69年に京都へ行った直後に会った人たちの一人。彼女のボーイフレンドはベルギー人だった。二人は結婚して20年前からオランダに住んでいるとのこと。長野ジャーナルでその頃のことに触れたぼくのエッセイを読んで、知っている人たちの名前が出てきたので、懐かしくなって電話をしたとのこと。驚いた。

11時閉店し、外に出ると雨が降っている。昼間は晴れていたのに、2日続けて、夜になって雨になった。

そうそう、少年院で歌う日は6月20日ということになった。



June 6, Wednesday 2007

朝食後、まだ暑くなる前にしばらく畑仕事。今年は畑を縮小したので、かなり広い部分に雑草が生えている。その部分に耕運機をかける。こうすることで雑草が生えるのを少しは防ぐことができる。しっかり汗をかいた。体重を量ったら、わずか400g減。

某少年院の音楽の時間に歌ってほしいとの依頼を受けた。楽しみであると同時に不安でもある。ぼくの歌の存在価値が問われるかのよう。無心に歌えるかどうか。

夜、区の公民館で会合。9時過ぎ、会合がおわり外に出ると小雨が降っていた。閉店後、本格的な雨。

遅くなって歌の練習。「もう一度だけ」。あまり歌わない歌だが、また歌ってみよう。

  胸に手をあてて、思い出してみよう
  時の流れに、置き忘れた夢を
  何度転んでも、歯をくいしばり
  起き上がった、幼い頃のように
  何度たたいても、開かない扉
  もう一度だけ、たたいてみよう

そう、もう一度だけ、たたいてみよう。



June 5, Tuesday 2007

ぼくが住む村は、昨年7月の豪雨で大きな被害を受けた。徳本水のカーブの陥没現場は今でも改修補強工事が行われているし、水田用の小川に水を取り入れる水門の辺りも、修復工事が行われている。

昨日夕方、工事のせいで小川の水量が減り、田圃に水が引けないとの苦情が寄せられた。今朝、現場へ行って工事関係者にお願いした。巨大なバックホーで、横川川を半分せき止め、水が流れるようにしてくれた。カメラをもっていたら面白い映像が撮れたのに、残念。

今年もまた梅雨、台風の季節が近づいてきた。雨が降らなければ困るが、ほどほどに降ってもらいたいものである。

夜、ほたる祭りライブのための練習。とりあえず「アリラン」のファースト・ヴァースは韓国語で歌詞を見ないで歌えるようになった。


June 4, Monday 2007

今朝は目覚めが悪かった。悪い夢を見た。会議の責任者でありながら、会が始まったとき、資料をまったく準備していなかった夢。悪夢が現実になるところだった。午後1時から区長会があることをすっかり忘れていた。昼前に思い出し、かろうじて間に合った。やれやれ。

区長会のあとスイミングに。300メートル、歩いたり泳いだり。そのあとサウナ。朝感じていたイヤな気分は少し改善。すべてを書くわけにいかないが、会議以外にもさまざまな雑用がある。かなりストレスがたまってきている。もう少しスイミングにいく必要がある。

朝から、6月4日は何か特別な日だったような気がしていたが、思い出せない。思い出したのは午後区長会があるということ。誰かの誕生日だったか、何かの記念日だったか。先ほど、ようやく思い出した。天安門で民主化を求める学生たちが武力で弾圧された日だ。1989年だったから、18年前のこと。夜、しばらくテレビを見たが、少なくともぼくが見ている間は、それに言及するニュースはなかった。

  1968年、プラハに吹いた風は
  1989年、天安門に吹き荒れ
  やがてベルリンの壁を崩し
  チャウセスクの心臓を吹き抜けた

4行目はCDでは「ユーラシアの平原を吹きぬけた」としたが、オリジナルは上記のようだった。思えば、このときぼくは再び歌を歌う決心をした。あれから18年も経ってしまったとは。

四日市の小林さんから、きれいなバラの写真が送られてきた。赤い花を見るとエネルギーが与えられるようだ。疲れた心に赤い薔薇。




June 2, Saturday 2007

今晩もほたる祭り関係の会合。8時過ぎオーリアッドに入る。クラシックギターの音色。なんともいえぬいい雰囲気。あとで紹介されたが、このギタリスト、小池実さんは、茅野市在住のクラシックギターの先生。

藤森和弘さんと大月高志さんはすでに演奏がすんでいた。藤森さん、「人生に勇気」「子守唄のように」など。大月さん、「カノン」"Merry Christmas, Mr. Lawrence"のピアノ。「今日の<カノン>は凄かった」とあとで聞かされた。ダニエルが玄米カレーを食べ終わるまでぼくがつなぐ。「バード・オン・ザ・ワイヤー」、それに「アリラン」と「果樹園の道」を韓国語と日本語で。少々テンポが早すぎた。「ほたる祭りライブ」には韓国からの留学生も何人かきてくれそうである。「カムサハムニダ、イ・スヒョン」も含め、韓国語の歌のメドレーを考えている。

ダニエル・ジリッグ曰く、「今日はウクレレをもってきました。実は、ぼくのギターは妹のベッキーにやってしまいました。ベッキーは先日オーストラリアに帰りました」。もう一度、妹さんに会いたがっていた人も何人もいたのに。実はぼくもその一人。もう一度彼女の歌を聞きたかった。ダニエル、今朝完成したという God Is Watching You から始める。都会には何百万という人がうごめいている。でも誰もあなたを見てはいない。でも神はあなたを見ていてくれる、という主旨の歌。前半終了。


 







後半のトップは小池さん。「イエスタデイ」と「禁じられた遊び」。後者はぼくのリクエスト。ぼくが中学2年のとき初めてギターを手にしたのは、この曲のメロディに魅せられて。小池さんのギターの音色は、まろやかで暖かい。熟成したワインのよう。

続いて藤森さん、大月さんのサポートで「今日は土曜日」「住みなれたこの町で」など。2曲目からダニエルがギターで入る。大月さん、ギターインストラメンタル「家路」。次に守屋武志さん。Bridge over Troubled Water、Get Back をダニエルと大月さんのサポートで。守屋さんの Get Back は実にいい。ダニエルのギターと大月さんのピアノも。赤羽真理さん、今夜は大月さんのギターのサポートで「旅人の木」と「千両梨の実」。最後にぼくが大月さんのサポートで「千の風」と「オーリアッド・バンドの歌のメドレー」。

その後しばし歓談。会合からもどったときに感じた安心感というか安堵の気持ちは、小池さんのギターの音色のみならず、演奏しにきてくれた、そして聞きにきてくれた、すべての人のおかげである。ここはぼくの「家路」。帰家穏座。



June 1, Friday 2007


今日から6月。もう一年の半分近くが過ぎたことになる。

変りやすい天気。日中はそれほどでもなかったが、夜になったら寒くなった。あまりの寒さに、片付けておいた灯油のストーブを取り出した。

久しぶりに、ユン・ドヒョン・バンドの Live is Life というアルバムを聞く。2003年9月にソウルを訪れたとき購入したもの。すべて韓国語なので、タイトルも内容もよくわからないが、いくつか気に入った歌がある。唯一わかる歌が最後の「アリラン」。この歌は通常3拍子なのだが、彼らは4拍子で歌っている。


遅くなって、「アリラン」を歌ってみる。3拍子で。

スプリングスティーンの Live in Dublin の日本でのリリースは、独立記念日の7月4日予定だったが、一週間遅れて7月11日になったという連絡が入った。2枚のCDと1枚のDVD。


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