OREAD Diary
November 1 1-30, 2017
Thursday, November 30, 2017
午後2時から、辰野西小にて講演会。「どれだけ道を歩いたら、人間と呼ばれるのだろう」。500名近い子供たちと、たくさんのお母さんとお父さん。
前半が全員で後半は父母のみと、2部に分かれていて、途中で子供たちが退場したので、少々混乱したが、なんとか無事終了。
前半は宮沢賢治を中心に話す。子供たちのくったくない笑顔と率直な反応に癒される。最前列の子供が最初にぼくをみて、「エジソンだ」と叫ぶ。周りの子も次々に「エジソンエジソン、」とはやしたてる。家に帰り、Thomas
Edison で検索し、その画像をみたが、ぼくはエジソンにまったく似てないのにどうしてかな。
後半はボブ・ディランとレナード・コーエンを中心に話したり歌ったり。終了後、1人の先生が近づいてきて「中谷勲を歌ってくださってありがとうございました」と言う。お聞きすると、中谷勲のお母さんは、彼女の実家から中谷家へ嫁いだとのこと。「中谷勲」は現代の教育問題にも多くを問いかけている。
いろいろ反省点はあるが、とりあえず、辰野西小が終わった。明日は伊那東小学校。
コヤマさんが送ってくれた写真。多くの方々に支えられたいいコンサートだった。あのときからすでに2か月近く経ち、明日から12月だ。
Wednesday November 29, 2017
昼を挟んで2コマのクラス。昼過ぎのクラスでテストを返す。もうひとつのクラスは来週ということに。
授業終了後、家人から頼まれていた野沢菜を買いにアルプス市場へ。今年はわが家の野沢菜は虫に食われて全滅。アルプス市場に着いて、裏口から店舗に入ろうとすると、張り紙が。「本日の野沢菜完売しました」。お店の人に聞くと、明日9時に来て並べば買えるもしれないとのこと。今年は野沢菜がどこでも不作だという。困った。明日はその時間がない。
夜、天竜ずくだし倶楽部主催の歌声喫茶。8時からのお茶の時間前に行き、後半の店番を家人と交替する。いつも思うことだが、この歌声喫茶の皆さんの歌声はほんとうに素晴らしい。
明日は辰野西小学校でのトークライブ。地元だけに、やりずらいところがあるが、また同時にやりがいもある。
*
Koyama Masashiさんから昨日送られてきた写真。下北沢ラカーニャでの中川五郎さんとのジョイントライブにて。さすがコヤマさん。ぼくがすごいギタリストに見える。
Tuesday November 28, 2017
午後から採点を再開する。しかし調子の悪いホームページビルダーをなおそうとして時間がとられ、なかなか進まない。午後6時直前、電話が鳴る。森林組合の理事会が始まるという。うっかりしていた。急いで、公民館へ。懇親会は参加せず、会議終了後すぐに帰宅し、採点を続ける。だいぶ進んだが、明日返せるかどうか微妙なところ。できたら、ひとつのクラスだけでも返したい。
この写真は西小での講演会を案内するチラシの一部である。これを作った人は、おそらくコンピュータの操作に長けた人であろう。明日、松本から戻ったら、しっかり準備しよう。
Monday November 27, 2017
昼過ぎ、2コマのクラス at 農学部 in 南箕輪村。中間試験。残りの時間、テスト範囲の4曲と新しい歌
Let It Be を歌う。帰路、「あじーな」に寄り、特製の辛いワサビ漬けを買う。
「あじーな」の駐車場から見える南アルプスが美しい。
今週は木曜日に辰野西小学校、金曜日に伊那東小学校で講演。土曜日には駒ケ根文化センターでの信州ねんりんピック
2017に参加。ありがたいことに今のところ、体調は悪くない。風邪を引かないように気をつけなければ。
Sunday November 26, 2017
12月2日の今週土曜日、駒ケ根総合文化センターで「信州111017」が開催される。そこで、冒頭で18分間歌ってほしいと依頼されている。同時に12時から2時間、一つの部屋が与えられて自由に使っていいと言われている。この時間は多くの人が自分たちの活動を紹介したり、販売のために出店したりするとのこと。そこでぼくは、路上ライブよろしく歌ったり、CDを売ったり、古書を売ったりすることに。
販売する古書を本棚を漁っていつくか探しだした。ボブ・グリーン著、井上一馬訳『ボブ・グリーン、七十歳になる』(文藝春秋社)、伊藤真愚著『さて、死ぬか』(柏樹社)、小沢道雄著『本日ただいま誕生』(光雲社)など。本を整理するときはいつもそうなのだが、面白そうな本が出てくると、つい読み始めてしまい、なかなか先に進まない。昔読ん本でも、内容を忘れていて、初めて読むように感じる本もある。時には買っただけでまったく読んでない本もある。ねんりんピックには多くのシニア世代の方が参加されるようである。このままぼくの本棚に眠っているよりも、多くの人に読んでもらったほうが、本のためでもある。
相田一人さんから送っていただいた、お父さんの書を集めた「自分の花を」という2002年の小ぶりのカレンダーが出てきた。このまま捨ててしまうにはもったいない。書の部分だけ切り取ることに。
その中に気に入った言葉が二つあった。
ずっと前、まだ相田みつを美術館が銀座にあったころ、一人さんに呼んでいただいて、歌わせてもらったことがある。そのとき、大きな額に入った2番目の「ただいるだけで」をいただいた。現在は玄関に飾ってある。この言葉にはメロディーをつけて歌えるようにしてあるが、まだ人前で歌ったことはない。
Saturday November 25, 2017
オープンマイク初回出演順(敬称略):丸山俊治、坂井俊水、畑春彦、浅川和仁、小野秀、長島功、赤羽真理、三浦久
Friday November 24, 2017
朝8時15分、辰野中学着。8時20分から10分読み聞かせ。3年5組。教室に入ると小さな歓声が上がった。11月7日に辰中で講演をしたので、覚えていてくれたようだ。宮沢賢治の「告別」と
We Shall Overcome の歌詞を印刷した紙を配ってから、まず「告別」を読む。
告別 宮沢賢治
おまへのバスの三連音が
どんなぐあいに鳴ってゐたかを
おそらくおまへはわかってゐまい
その純朴さ希みに充ちたたのしさは
ほとんどおれを草葉のやうに顫はせた
もしもおまへがそれらの音の特性や
立派な無数の順列を
はっきり知って 自由にいつでも 使へるならば
おまへは辛くて そして かゞやく
天の仕事もするだらう
泰西著名の楽人たちが
幼齢、弦や鍵器をとって
すでに一家をなしたがやうに
おまへはそのころ この国にある 皮革の鼓器と
竹でつくった管とをとった
けれどもいまごろ ちゃうどおまへの年ごろで
おまへの素質と力をもってゐるものは
町と村との一万人のなかになら
おそらく五人はあるだらう
それらのひとの どの人もまたどのひとも
五年のあひだにそれを大低無くすのだ
生活のためにけづられたり
自分でそれをなくすのだ
すべての才や力や材といふものは
ひとにとゞまるものでない
ひとさへひとにとゞまらぬ
云はなかったが、
おれは 四月はもう学校に居ないのだ
恐らく暗くけはしいみちをあるくだらう
そのあとで おまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子とその明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへをもう見ない
なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに 腰をかけているやうな
そんな多数をいちばんいやにおもふのだ
もしもおまへが よくきいてくれ
ひとりのやさしい娘をおもふやうになるそのとき
おまへに無数の影と光の像があらはれる
おまへはそれを音にするのだ
みんなが町で暮したり 一日あそんでゐるときに
おまへはひとりであの石原の草を刈る
そのさびしさでおまへは音をつくるのだ
多くの侮辱や窮乏の
それらを噛んで歌ふのだ
もしも楽器がなかったら
いゝか おまへはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ
そのあと、We Shall Overcome を歌う。講演会で歌唱指導したので、みんな大きな声で歌っている。1番から4番までは一緒に、最後1番を繰り返すとき、先ず女子だけで歌ってもらう。男子と一緒だとかき消され気味の女子の声がきれいに響いてくる。次に男女一緒に歌ってもらう。担任の先生も大きな口を開けて歌っている。「最後、先生だけでお願いします」と叫ぶと、先生は躊躇せず歌い出した。こういう先生は好きだ。すぐに女性の声も聞こえてきた。気づかなかったが、生徒の後ろに若い副担任の先生がすわっていた。彼らが歌い終わると子供たちから拍手かっさい。そのとき丁度ベルが鳴った。
帰り際、担任の先生が話してくれた。「現在英語の教科書にキング牧師とワシントン大行進の話が出てくるので、講演会でこの歌を教えてもらえてよかったです。あの日、子供たちは、この歌を口ずさみながら教室に戻ってきました」と。よかった。ピートは「一人の人でも無数の人に歌を教えることができます」と言ったが、ぼくもなんとか歌を教えることができたようだ。みなさん、ありがとう。
Thursday November 23, 2017 勤労感謝の日
今日は午後中かかって、ガレージの整理。長い間、車を外に出していたが、ようやく中に入れることができた。
今朝は霧が濃く、写真を撮るには絶好の雰囲気だったが、うとうと、ぐずぐずしているうちに晴れてきてしまった。それで夕方、写真を撮ることに。夕焼けがきれいだったし、三日月が南の空にあった。しかし、最近よくあることだが、写真が撮れていない。Nikon
COOL PIX P100は壊れてしまったかも。修理に出してみようか。それで、Pentax
の小型一眼レフで再度撮ることに。朝方と夕方の景色は刻々と変わる。躊躇しているとシャッターチャンスを逃してしまう。
夕焼けの色は少し褪せていたが、いい写真が撮れた。
Wednesday November 22, 2017
お昼を挟んで2コマのクラス。中間試験。どちらのクラスも試験は40分ほどで終わり、後半は教科書と歌。今日の歌は
Will the Circle Be Unbroken? この歌は軽快でけっこう学生に人気がある。
今日は家人も一緒にきて、授業中は、ラウンジで本を読んで過ごし、お昼を一緒に食べ、授業が終わってから、9月にオープンしたイオンモールへ孫たちのクリスマスのプレゼントを買いに行く。前から行きたいと思っていたが、とても混んでいそうで敬遠していた。先週、道路を隔てたところに、広い駐車場があることを見つけ、車も少なかったので、急きょ行くことに。
印象はとにかく広いということ。しかも南北に長いので、どこに何があるかわからない。慣れるまで大変だ。無印良品にいいものがあった。買い物が済み、少し早かったが、夕食をすませていくことに。飲食店の数もすごい。とんかつ定食を食べる。比較的安い値段のわりに美味しい。この近くのまわりの飲食店は大変だろう。
上條さんから、12月17日(日)の「三浦久&やぎたこ~九つの物語と We Shall
Overcome」のチラシがたくさん送られてきた。すでに何人かの方々から予約が入っている。上條さんがどのような構成を考えているかわからないが、とにかくいいコンサートにしたいものである。
Tuesday Novemb er 21, 2017
朝起きたら、一面の雪景色。でもほんのうっすらと積もっただけ。午後にはすべて消えてしまった。
午後、川島小学校で講演。今年の秋、小学校での講演はすでに2つ終わっているが、うまく伝わらなかったというもどかしさがある。しかし、今日は違った。児童数わずか13人という小規模校。それに先生方やお父さんお母さんを加えて総勢30名ほど。60分をフルにつかって話し、そして歌った。とても熱心に聞いてくれた。一緒に歌う歌は大きな声で歌ってくれた。小学生には伝わらないだろうと最初から決めつけていてはいけないと教えられた。
トークは、なぜぼくが37歳のとき信州にもどってきたかという話から始めた。それは二人の息子たちを自然の中で育てたいと思ったから。そして、生きていくには憧れを持つ必要があると思ったから。憧れをもつためには、人工的なものが少ない豊かな自然が必要である。その点に関しては、川島ほど素晴らしいところはない。
しかし、川島の子供たちは今自分が置かれている環境の素晴らしさが分かっていないだろう。子供というのは自然の一部であり、「今」を生きているのだから。将来大人になって、振り返ったとき、その素晴らしさが分かるはず。それはぼく自身が体験したことでもある。
「雨にも負けず」を全員で朗読し、「ふるさと」を一緒に歌ったあと、最後に子供たちだけで1番を歌ってもらう。その歌声の純真さ、清らかさに、思わず心が震えた。それから
We Shall Overcomeの1番から3番までを英語で歌唱指導(彼らが英語を勉強しているとのことだったので)。「祈りの歌」のあと、全員でWe
Shall Overcome の大合唱。子供たちの躍動感あふれる歌声が小ホールに響き渡る。
終了後、1人の男の子が近づいてきた。彼は躊躇することなく、ぼくに抱き着いた。驚いたがぼくも彼を抱きしめ、持ち上げた。それはほとんど至福に近い喜びだった。しばらく彼はぼくから離れようとしなかった。ダウン症の男の子。3年生。言葉で伝えることのできない思いを、彼は伝えようとしたのだろうか。歌もギターも下手くそだが、長い間歌い続けてきてよかった。
Monday November 20, 2017
午後2コマのクラス。南箕輪村。「テストのようなもの」は来週の中間試験の模擬試験をし、教科書に入る。
夜、明日の川島小学校での講演の構成を考える。今までとは少し変えて、個人的な話と歌からはいりたい。
Sunday Novemb er 19, 2017
昨夜は疲れていたのか、今朝6時までぐっすり眠った。7時過ぎ、新聞をとりに外に出る。玄関先の温度計は-2℃だった。
寒いけれど、太陽が出て気持ちのいい朝。午前中、暖炉を焚くための準備。その第一が煙突掃除。先にブラシのついた長いワイヤーを下から両手で何度も押し上げて,煤を落とす。疲れる作業。3度に分けて、煤を落とす。そのあと、薪を運び、火をつけるときに必要な杉やサワラの枯葉もガレージから持ってくる。
試運転に火をつけてみる。パチパチと音を立てて勢いよく燃え、リビングが暖かくなる。やはり薪の火は暖かい。
卓也が送ってくれた蛇の目傘をさした写真を facebook に載せた。珍しいからか意外と多くの人たちが
「いいね」を押してくれた。
Saturday Novemb er 18, 2017
Open mike 出演者(敬称略):Deko, 坂井俊水、長島功、太田裕士、Joe Troop、三浦久。
太田裕士 & Joe Troop コンサート
Friday November 17, 2017
シニア大学伊那学部。講演「音楽と人生―振り返ればいつもそこに歌があった」。
午前10時、合同庁舎着。機材を係りの方に手伝ってもらって5階の講堂へ。朝の会の発表が続いていて機材のセッティングができない。仕方なく、台車の上で一応の接続をすませ、発表が終わるのを待つ。
発表が終わったのがスタート5分前。みなさんに協力いただいてステージに運ぶ。サウンドチェックもまったくできなかったが、とにかくそれほど遅れることなくスタートできた。10時半スタートで、途中10分の休憩をはさんで、12時半終了。しかもアンコールが来たので、少なくとも5分は時間オーバー。最近、1人でこれだけ長時間話したり歌ったりしたことはなかった。疲れたが、みなさん楽しんでくれたようで、よかった。
Photos by H. Tanabe
横浜から聞きにきてくださった方がいた。10月、下北沢のラカーニャで初めてお会いした田邊さん。終了後、南箕輪のお蕎麦屋さんで一緒にお蕎麦をたべ、特急あずさの時間が5時だというので、わが家に来てもらって、お茶を飲む。車の中で、いつぼくの歌を知ったのかと聞くと、碌山美術館の売店でCD『碌山』を購入したのが最初で、その後、手に入るCDはすべて入手したとのこと。ありがたいことである。
今日は、昨夜BSで見た宮沢賢治の番組の影響で「雨ニモマケズ」を、それに昨日メールをいただいた廣道さんの影響で「純ちゃん」を久々に歌う。その自然発生的なアプローチがマンネリズムに陥るのを防いでくれた。
Thursday November 16, 2017
今日は朝から大忙し。業者に頼んで、ガレージにある大型のガラクタを取りにきてもらう。古い箪笥、火鉢、茶箱など。同時に冬タイヤへの交換も頼む。そのあと、チューリップを50球、日当たりのいいサンデッキの前に植える。
午後は1時から、同じ業者にきてもらい、オーリアッドのガラクタを運んでもらう。壊れたオーディオ機器、古くなったコンピュータ、洗濯機など。
家に戻り、2階の仕事部屋にいると、階下から家人の大きな声。もう蛇や蜂はでないはず。何かと思って下りていくと、鳥が窓ガラスにぶつかって、サンデッキに落ちていると言う。きれいな鳥。頭と頬に赤いところがある。最初、ぶつかったときに出血したのかなと思ったほど。
facebook で尋ねてみたら、アオゲラだということが分かった。雌という人もいたし、雄という人もいた。でもそれはぼくには問題ではない。アオゲラということが分かっただけで満足。30分後にもどってみると、もう鳥はいなかった。しばらく脳震盪をおこしていたが、治って飛んでいったようだ。
鳥が無事飛び去ったと確認したあと、見上げると美しい夕焼け。晩秋の夕空は実に美しい。
朝、プロ車椅子ランナーという方から facebook friend request が入り、次のようなメッセージが添えられていた。
突然のメッセージすいません。プロ車いすランナーとして活動している廣道純といいます。現在は大分県在住で世界を転戦していますが、実は20年程前、神戸に住んでいた時にMBSラジオで三浦さんの「純ちゃん」を聴き、すぐに連絡して「セカンド・ウィンド」を購入させていただきました。自分と同じ名前で、学校嫌いだった自分とダブらせてたように思います。そして、月日が流れ、現在、小学2年と幼稚園年中の娘が二人出来ました。小学2年で学校で喧嘩したり、先生が嫌いなど言うようになり、「純ちゃん」を聴かせてやりました。必ずしも学校が全てではないことや、頑張れば立派に育つと言うことを伝えたかったので、「こんな子もいるぞ」と教えてあげました。そして、ふっと気になりfacebookで検索さ せていただきました。 実は長野には、毎年4月に長野車いすハーフマラソンに出場しています。いつか、お会い出来ればと思います。
すぐ承認のメッセージを送った。このMBSの番組は清水君の番組で、CD「セカンド・ウインド」のパブリシティのため頼んで出演させてもらったもの。CDをかけてもらおうと思ったが、清水君の提案で、もっていたバックパッカーのギターで歌うことに。今朝、こんなメッセージが届いたと清水君にメールを送ると、すぐに返事がきた。
ありがとうございます。 思い出しました。 そんなこと、ありましたね。嬉しいです。
今は立川につくった人工砂浜タチヒビーチのイルミネーションの飾り付けに忙殺されてます。
お会いしたいですね。
長い間歌ってきた。歌は種。種は風に乗り、飛んでいく。どこでどう芽を出すかわからない。明日の講演で「純ちゃん」を歌おうかな。久々に。
Wednesday November 15, 2017
お昼を挟んで2コマのクラス。今日の「テストのようなもの」は来週の中間試験の模擬試験。特にキング牧師のスピーチの聞き取り問題。新しい歌はなし。
Tueday November 14, 2017
朝食後、雨が降りだした。午前中にチューリップの球根を50個ほど植えようと思っていたが、延期することに。
午後1時半、辰野病院へ。定期検診。血圧が高め以外は特に問題ないとのこと。処方箋をファックスで薬局へ送ったあと薬をもらいに行く。いつもは家人に翌日町にでるついでに取りに行ってもらうのだが、今回は、ハルナールという排尿障害を改善する薬をすぐにでも欲しかったので。
このクスリは劇的に効く。家に帰りすぐ服用。しばらくして外に出てぼく専用の場所で山を眺めながら排尿。うん、とてもいい。スムーズに排尿できるのはなんて幸せなこと。
午前中にシニア大学伊那学部へレジメを送ったが、ぼくの送信済みメールのフォルダーに送ったという痕跡が残されていない。1週間ほど前にも、別のところにレジメを送ったとき、「届いてない」との連絡がきた。今回届いていなかったら、伊那までもっていかねばなるまい、と思っていた。帰宅後メールをチェックしたら、「レジメが3通も届いている。どれを使ったいいか」とのメールが入っていた。よかった。届いていた。
夜、明日のクラスの準備を少し。
Monday November 13, 2017
キャンパスに到着してクラスの始まるまで、写真を撮る。秋が深まり、夢のよう。この美しい景色の中で学ぶことのできる学生は幸せだ。毎日ここで生活していると慣れてしまって、その美しさに無頓着になっているかもしれないが。
午後2コマのクラス。2週間後の中間試験の範囲と内容を話し、いつもの「テストのようなもの」。そのあと、教科書のユニット6のモデルエッセイを模しての英作文。今日は新しい歌はなし。テストには最初に歌った4曲を入れることにする。先週教えた5曲目の
What a Wonderful World. は範囲からのぞくことに。窓の外には晩秋の今にも終わりをむかえようとしている見事な紅葉。教室のなかでは学生たちの歌声。
I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself what a wonderful world
I see skies of blue and clouds of white
The bright blessed day , the dark sacred night
And I think to myself what a wonderul world
今週金曜日に伊那で行われるシニア大学の講演のレジメを今夜書いて送りたいと思っていたが、あまりの眠さに今夜は早めに寝ることに。明日の午前中には送りたい。
Sunday November 12, 2017
Saturday November 11, 2017
オープンマイク初回出演順(敬称略):三浦久、原田和夫、赤羽真理、長島功。
Friday November 10, 2017
午後2時10分から1時間、松本開成中学で講演。「どれだけ道を歩いたら人間と呼ばれるのだろう」。昨年のボブ・ディランのノーベル文学賞受賞と今年の受賞者カズオ・イシグロについてまず語り、イシグロ氏がレナード・コーエンとボブ・ディランの影響を受けて作家を志したと話す。そしてカズオ・イシグロの作品の多くを翻訳している土屋政男さんは松本深志高校在学中にAFSプログラムでマサチューセッツ州の高校に留学したと話す。彼はぼくよりも2年上である。AFS8期生。
1963年8月、ぼくがAFS10期生として留学する直前、土屋さんをお訪ねしたことがある。彼がそのとき話してくださったことは残念ながら、あまり覚えていない。しかし鮮明に覚えていることが一つある。それは彼がそのマサチューセッツの高校でラテン語を学んだということ。彼はその後、東大を中退し、翻訳家になった。彼の翻訳について極めて高い評価が与えられていることがネットを検索するとわかる。
そんな話をしたあと「風に吹かれて」の九つの質問について解説し、ぼくが日本語と英語でこの歌を歌う。そのあと「アメイジング・グレース」の作詞をしたジョン・ニュートンについて語り、一番を一緒に歌う。
それから「電線の鳥」「ありがとう、ミスター・コーエン」、それに次男のために書いた「あの果てしない大空へ」を歌う。最後に、
We Shall Overcom の歌唱指導。残念なががあまり時間が残っていない。中途半端になってしまった。しかし、最後、全員大きな声で歌ってくれた。
「あの果てしない大空へ」を歌ったのは、この学校に、次男の辰野中学時代の担任の先生、小口先生が教えておられるからである。次男は15歳で中学を卒業し、すぐにクライストチャーチの高校に留学した。彼が家を出ていく前の晩に書いて、出ていく朝歌って聞かせた歌である。
終了後、校長室で先生方とPTAの役員と語ったあと、諏訪へ。久々に塩嶺峠を越えて走ったが、以前よりも、急カーブがすくなくなり、道幅も広くなり、走りやすくなった。今も工事が続いている.。ますます走りやすくなるだろう。
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諏訪では高校時代の同級会。毎年やっているが、今回数年ぶりに参加。最初はお断りしたが、講演会が終わってからでも間に合うことがわかり、担任の矢島先生が今年米寿を迎えたということもあり、参加することに。先生は体育の先生で、若い頃から山登りやスキーを好んだ屈強な体躯の持ち主。久しぶりにお会いした先生は、若い頃の面影は影をひそめ、ようやく老人の仲間入りをしたよう。先生も人間だと想い、少し安心する。
宴もたけなわ、徐々に会話が煮詰まってきた。ゴルフと株と病気の話。そこで、車にカメラを取りにいくついでに、ギターをもってきて歌わせてもらうことに。「電線の鳥」「ありがとう、ミスター・コーエン」「菅野有恒」の3曲。ぼくの歌を初めて聞く人も多く、感激してくれた人たちも。そのうちの一人、今井君は、アクト9主催で12月17日(日)にホテルブエナビスタで開かれる「三浦久&やぎたこ:
九つの物語と We Shall Overcome」にも来てくれるようだ。
残念なことがひとつ。家に帰り、今日撮った写真を見ようとSDカードを読み取り器に入れたが、出てくるのはずっと前に撮った写真ばかり。今朝、壊れていて使っていないSDカードを入れてしまったようだ。開成中学で撮った写真はいいとしても、矢島先生を中心にみなで撮った写真がないのは困る。ぼくが皆に送ることになっている。平身低頭謝らなければ。
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