OREAD Diary
June 1-30, 2014
To Past OREAD Diaries
To OREAD Homepage
To Hisashi Miura Homepage
June 30, Monday, 2014
6月最後の日。朝、天声人語で「6月の言葉」を読んでいたら、最後に小澤征爾さんの言葉が出てきた。One Day Festival を前にしてぼくが思っていたことと同じで、思わず膝を叩いた。彼は中国での公演に意欲を示し、次のように述べている。
お互いの政治がぎくしゃくしている。人間同士はそんなことあり得ないよ。政治ってのは変わるけどね、我々人間同士はかわらないもん。
午後南箕輪村へ。2コマのクラス。中間試験。
帰路、アジーナへ寄ろうとしたら、今日は閉まっていた。月末だからだろうか。
家に戻り、夕方、藤棚の下でベンチにすわって本を読んでいたら、フィービーがやってきた。そして、お尻を軽く振ってベンチに飛び乗り、ぼくの横にちょこんとすわった。ちょっと幸せな気分。
明日は松本。七夕コンサートは今週末。体調を整えなければ。セットリストは頭の中ではだいたい決まっている。
June 29, Sunday, 2014
朝起きて、庭に出る。昨夜降った雨の雫が南天の枝で、射し始めた朝日を受けて輝いている。朝の景色は刻々と変わる。あわててカメラを取りにいき、何枚か撮る。facebookにはこのあと撮った日が陰ったあとの写真を載せた。そのほうが、落ち着いた感じだったので。
朝食後、耕運機をかけて、畑の草取り。汗びっしょり。昼過ぎ、明日のクラスの準備をと思ったが、眠くなり仮眠をとったら、5時まで寝てしまった。その後、外に出て電動ヘッジトリマーでツツジやサツキ、それに木瓜の木の剪定。これでまた汗びっしょり。
夕食後、先週のほたる祭りライブにきてくれた粟津原さんからのお礼の電話。こちらからお礼の電話をしなければいけなかったのに。「千の風」は彼女からリクエストされていた歌だが、「バイオリンとピアノが入ってとてもよかったです」とのこと。「バイオリンについては、横にすわっていた横浜の方から詳しい解説を受けました」と言う。境野さんはバイオリンにも詳しいようだ。
それからアンコールで歌った「楠の木の梢をわたって・・と始まる歌もよかったです」とのこと。7月12日(土)の One Day Festival にも来て下さるようである。いつもご協力いただき感謝の念にたえない。全盲のハンディをハンディとも感じさせない彼女の明るさとバイタリティには、いつも励まされる。
夜、信濃毎日新聞、週刊いな、週刊すわ、それに市民新聞のイベント情報案内係りの方に、メールを書き、イベント欄での案内掲載をお願いする。
June 28, Saturday, 2014
オープンマイク。最初に入ってきたのはハープを抱き抱えた原田和恵さん。サウンドチェックのあと、演奏をしてもらう。いくつかの小品。最初に音が出た瞬間、すぐに感じた。長足の進歩。初めて聞かせてもらったときのたどたどしさは少しもない。それにハープを構えた時の姿が実に美しい。
続いて長島功さん。今夜は文化祭で帰りが遅くなる息子を迎えに行かねばならないとのことで、早めにやってくる。「いのちの理由」「最後の手紙」、そして「ブリキの魔法」。次はいつもいろいろなお菓子を差し入れしてくださる武居先生。ぼくの記憶が正しければ、彼女がステージに上ぼって話してくださったのは、今夜が2度目。4月から学校が変わった話、歌うと音がずれる同僚の先生の話など、面白かった。この日記も時たまに読んでくださっているようだ。
垣内彰さん、 7月12日の One Day Festival に向けての準備の話。このイベントのための写真をすでに用意しているとのこと。そしてタブレットで、事故後に撮った新大久保駅の写真などを見せてくれた。
スヒョン君が亡くなって13年、われわれが韓国を訪問してから12年。このフェスティバルが、来し方行く末を考えるいい機会になってほしいもの。そして、今この三国は政治の世界ではギクシャクしているが、民衆のレベルでの「つながり」を確認できる機会になってほしいもの。
前半最後は、ぼくが「ブラート・オクジャワについて」と「スーとジョンのバラード」。前者はひがしのひとしの歌。この歌を歌うたびに、自然体でまったく力むことなく歌ったひがしの君の歌の上手さ、凄さを感じる。とうてい彼のように歌うことはできない。ここで休憩。武居先生の差し入れのシュークリームをいただく。
More and larger photos on Oread facebook
後半は、息子を迎えにいかねばならない長島さんから。1曲目は息子のことを歌った歌を途中まで。春夏秋冬、一年に4曲は新曲を書きたいと以前宣言したが、その1曲目。まだ未完成だが、いい歌になりそう。そしてお母さんの死をみつめて書いた「月の心」。
続いて、今夜は都合がわるくなって来れないと言っていた大月高志さんが、「早めに終わったので」とやってきた。先日のほたる祭りライブの感想を話したあと、「カノン」を1曲。驚いたのは、小山卓治さんがリハーサルのときチェックのシャツをきていたので、今日はチェックのシャツを買いに行って着てきたとのこと。
続いて赤羽真理さん、「私を待つ人がいる」と大月さんのサポートで「千両梨の実」。原田さん「芭蕉布」と「心の道路」。ぼくが大月さんのサポートで「千の風」。最後に恒例の「アメイジング・グレイス」。英語と日本語で。
来週土曜日は京都拾得での「七夕コンサート」のため、お店は休業。再来週の土曜日は日本、韓国、中国で同時に開かれる One Day Festival 2014。信州大学の中国からの留学生、チン・ヘイ君も参加してくれることになった。これで日本、韓国、中国の人がそろうことに。
June 27, Friday, 2014
ケイタイとKindle がここ数日見当たらなかった。ケイタイはオーリアッドの2階の和室にあるのを昨日見つけた。先週土曜日「ほたる祭りライブ」のとき、着替えをしたとき置き忘れたようだ。Kindleは今日の夕方、オーリアッドへ出かける直前、仕事部屋の椅子近くに本で埋もれているのを見つけた。よかった。
昨日のナナカマドの写真が facebookでかなり評判がよかったので、今朝もナナカマドの写真を撮って facebook にアップする。
More and larger photos of nanakamado on my facebook page
虫や蝶を追いかけるて遊ぶフィービーの写真も撮る。
夜、オーリアッド。何人かのお客さん。後半歌の練習。
June 26, Thursday, 2014
木曜日は少し心に余裕を持てる日。朝食後、カメラをもって庭や畑を回る。小麦の穂が色づいてきた。
但し、ぼくは勘違いしていたようだ。「星の王子さま」の後半で狐が王子さまに語る言葉を鵜呑みにしていた。鮮やかな金色になる麦は小麦ではなく大麦だと教えてくれた人がいる。
あそこの小麦畑が見えるかい。オレはパンは食べない。小麦はオレには無用だ。小麦畑はオレには何の意味もない。でもオマエは金色の髪をしている。オマエがオレと仲良くなったら小麦畑は新しい意味をもつようになる。金色の小麦を見たらオマエのことを思い出すだろう。小麦畑を吹き抜けてくる風は音楽のように心地いいだろう。(miura訳)
来年は大麦をもう少したくさん播こうと家人は考えている。というのは、麦秋の美しい景色のためというより、麦の穂が猿対策に効果があるかもしれないからだ。今年はじゃがいもを小麦の手前に2畝植えたが、猿の被害にあっていない。「隣の潔さん」のところではかなりやられたらしい。
ナナカマドの白い花を写真に撮って facedbookにアップしたら、多くの人が「いいね」を押してくれた。ナナカマドの花は珍しいのかな。
フィービーは庭や畑に出ると虫探しに余念がない。楽しそうに虫や蝶々を追いかけている。
ナデシコが一輪そっと咲いていた。
夜、オーリアッド。今夜もオーリアッドはラベンダーのいい香り。スピーカーからは、ここしばらくコーエンの Live in London。閉店前、少し歌の練習。「ブラート・オクジャワについて」。
June 25, Wednesday, 2014
今日も2クラス分のテストを返す予定だったが、2クラス目の採点は途中までしかできなかった。そのクラスには、先週土曜日のライブにきてくれた学生がいる。そのうちの一人が言う「先生の顔が教室にいるときと全然違っていて驚いた」。自分では同じつもりだが、教室ではやはり「先生」の顔をしているのだろうか。ライブを楽しんでくれたようでよかった。
帰路、アルプス市場に寄り、さつまいもの苗を探したがなかった。さつまいもの苗のシーズンは終わったようだ。ナスの苗はいくつかあった。
夜、オーリアッドに少し遅れて入る。今朝届いた原田道一さんのエッセイ集「出あうところわがいのち」を読む。この本には原田さんのエッセイのみならず、原田さんと縁あって出会った多くの方々の文章が「寄稿」という形で掲載されている。ぼくが原田さんやあいだみつをさんにお会いした経緯を書いたものも収められている。
読み返してみると、もっと他に書きようがあったのではないかという思いに駆られる。本のかなり最初の部分にぼくの書いたものが出てくる。本全体の邪魔をしていなければいいのだが。
何人かのお客さん。原田さんから香りのいいラベンダースティックをいただく。長島くん、「この間のコンサートはよかったですね。久しぶりに中井さんのバイオリンを聞きましたが、素晴らしかったです」。
商工会長とはカウンター越しに、四方山話。地方政治の生々しい話も。そうそう、ロータリークラブの米山奨学金の会で、チン・ヘイ君に会ったとか。チン君には 都合がついたらOne Day Festivalにきて中国の歌を歌ってもらいたいもの。
June 24, Tuesday, 2014
2コマのクラス。先週のテストを返す。2コマ目のクラスでは、今年8年目の学生が大健闘。クラスでダントツのトップ。今年単位を取らなければ、後がない。必死に勉強したあとがうかがえる。もう少し早く気づいていればいいものを。でも Never too late、がんばってほしい。
人のことは言えない。ぼくだって切羽詰らなければ、何も始められない。しなければいけないことがいくつもあるのに、ずるずると引き伸ばしている。一念発起、ここで踏ん張らねば。
帰路、家電店に寄り、チューナー用のリチウム電池を買う。4個。先日のほたる祭りライブの最中にチューナーの電池がなくなってしまい、少し明かるくはなるが、表示が読み取れない。いくつかあるチューナーの電池をすべて替えておいたほうがいいだろう。
「七夕コンサート」に向けてそろそろ準備をはじめなけらば。その次の週の One Day Festival についても。
三鷹に大量の雹が降ったというニュースには驚いた。
June 23, Monday, 2014
午後、南箕輪村へ。今日は授業の準備が十分にできていなかった。反省。来週の中間試験について説明し、ヒアリングの試験の模擬試験。帰路、アジーナに寄り、食材購入。地元で作られているコンニャクやイトコン。それにいくつかのキノコ類。残念だが豆乳は売り切ていた。家人に頼まれたさつまいもの苗はもう扱っていなかった。
小山卓治さんからメールが入った。
たくさんの人が喜んでくれたことが、一番の幸せです。またぜひオーリアッドで歌いたいと思いました。オーリアッドが醸し出すすばらしい雰囲気に関しては、僕のファンクラブのダイアリーで何度も書いてるので、行きたい人は多かったのですが、ホテルが取れずに行くのを断念した、という話を何人かから聞きました。
そうか、辰野のホテルや宿だけを紹介したのがいけなかった。ほたる祭りの期間中は辰野で宿を見つけるのは難しい。諏訪、岡谷、伊那まで広げれば、あったはず。
夜、先週の中間試験の採点。1クラス分は返すことができる。もう1クラス分は、難しいかも。明日の朝がんばってみよう。
June 22, Sunday, 2014
朝起きたら、雨。毎年そうするように庭で朝食をと思ったが、それは無理。今回のライブを救ってくれたニシザワさんにもホテルから来てもらって、みなさんと一緒に朝食。
ニシザワさんは10時すぎのバスで新宿へ。オヤマさんとコヤマさんは11時過ぎ、雨が止み始めたころ、赤い Volvoに乗り込む。途中、何箇所かでオヤマさんの動画を撮影する予定とか。
その後、昨夜手伝いにきてくれた長男を辰野駅へ送り、オーリアッドに寄り、後片付け。家に戻り、昼食後、明日のクラスの準備をしようとしたが、あまりの眠たさに横になったら、眠ってしまった。目が覚めたら夕方。
昨日のライブに関して、いくつかのメールや facebookで、感想が届いた。 みなさん喜んでくださったようで、よかった。特に小山卓治さんのファンの方々から、オーリアッドで聞く小山卓治は他では聞けないというようなコメントがあった。
オーリアッドの空間の持つ力。昨年に続いてお出で下さっている新しいファンの方々。全部合わさってオーリアッドなのだと感じます。東京では味わえないLiveですよね。ほんとうに、大げさだけどここの所落ち込んでいた生きる力が強くなった気がします。
細かい感想は胸にしまいたいような、blogに記したいような、そんな素敵なライブでした。あ〜、こんな素敵なライブを文字にするのがもどかしい!本当にいっそのこと関東の皆さんでバスをチャーターしてオーリアッドに押しかけて欲しいです!
こんなふうに感じてくださる方々がいる限り、オーリアッドをもう少し続けてみようと思う。
夜、「ルーズヴェルト・ゲーム」最終回を見る。「半沢直樹」ほどの感動はない。でも面白かった。
垣内彰さんが送ってくれた昨夜の集合写真。
次の写真はぼくのクラスにいる3人との記念写真。
小山さんの横にいる一戸君は次期冬季オリンピック・スピードスケートの有力候補。
June 21, Saturday, 2014
多くのみなさんの協力で、今年のほたる祭りライブも無事終了。出演してくださった小山さん、中井君、大月さんに感謝。そして会場設定などのお手伝いをしてくださった丸山さん、赤羽さん、原田さんに感謝。そして何よりも、遠くから、そして近くから、聞きに来てくださったみなさんに感謝。
打ち上げの場で、多くの方々がライブを楽しんでくれたことを知る。八千代市からやってきたの西澤さんには、彼のメールのおかげで、長いあいだ迷っていたライブの構成を、直前に決めることができたと、伝える。久しぶりに痛飲。
June 20, Friday, 2014
夜、オーリアッド。ドクターTが先日の血液検査の結果をもってきてくれた。「問題なし」とのことだった。彼に「スーとジョンのバラード」を聞いてもらう。「聴く人にいろんなことを考えさせる歌」との感想。その一言で、明日のライブで歌うことに決める。
そして、冒頭で出演者全員で「オーリアッド・バンドの歌」を歌うことに。千葉の西澤さんのリクエストに応えて。「オーリアッド・バンドの歌」を歌うにはオーリアッドが一番ふさわしい場所と彼は言う。確かに。
June 19, Thursday, 2014
昨夜、Takamineのエレキギター/フォークギター兼用という弦に張り替えたが、もうひとつ納得できない。午前中、岡谷へ Martin の弦を買いに行き、張り替える。このほうが断然いい。
まだ何を歌うか最終的にきまっていない。歌うとき常に考えることは、1曲1曲の物語とともに、全体としての物語。
June 18, Wednesday, 2014
昨日と今日はいずれのクラスでも中間試験。問題を3種類作った。問題を作る方も大変だが、試験を受けるほうも大変。でも努力しただけ、確実に力がつくはず。目の色を変えて頑張っている学生も何人かいる。
今夜は歌声喫茶の日。夕食後、家人に先にいってもらい、ぼくはしばらく2階の仕事部屋へ。メールをチェックしていたら、うとうとしてしまい、目が覚めたら、8時10分前。あわててオーリアッドへ。綺麗な歌声が流れていた。
家に戻り、メールをチェックしたら、千葉にお住まいの方からメールが入っていた。
オーリアッドでのライブですので、「オーリアッド・バンドの歌」がみんなで歌えたら
最高ですね。(さりげなく、リクエストです)
なるほど、1曲目、この歌から入るのもいいかもしれない。更に彼はこう書いてきた。
以前、送った頂いたCD「メッセージ」は素晴らしい楽曲ばかりで感銘致しました。そしてそのアルバムの中の「スーとジョンのバラード」という曲の歌詞の中に「この物語のつづきは、今度はあなたが語ってほしい」と歌われていたので恥ずかしながら私なりに感じた風に作詞をさせていただきました。
『メッセージ』の中の「スーとジョンのバラード」の最後の部分は次のようである。
スーとラルフはどうしただろう
スーは探してたものを見つけただろうか
スーとラルフのこの物語の続きは
今度はあなたが語ってほしい
この歌はぼくの中ではほとんど忘れ去られていた歌。先日、久しぶりにこの歌を聞いた。そして感じたことは、あれから何年も経ち、この歌を書いたときとは違う視点でこの歌を見ることができるということ。また歌ってもいいかも。
この物語の続きは、当然のことながら、open-ended である。開かれている。それぞれの人にそれぞれの物語。
June 17, Tuesday, 2014
午後遅く松本から戻ると留守電が入っていた。折り返しお電話をする。三重県の方。先日松本のクラフトフェアーに参加して、その帰り碌山美術館に寄ったところ、そこにあったぼくのCDを買ってくださったとのこと。「碌山」と「祈り」。その2枚のCDを帰路、車の中で聞きながら、泣きどうしだったという。どの歌が一番よかったですか、とお聞きすると「全部」とのこと。七夕コンサートに友人と3人で来てくださるとのこと。七夕コンサートの翌日、三重に寄って歌ってもらえないかとのことだったが、これは無理。その日は朝早く京都を出て、午後は南箕輪へ行かなければ。
最近、ジム・グリーン、そしてひがしの君の訃報を立て続けに聞いて、気分が沈んでいた。自信を失い、臆病になっていた。歌うことに、オーリアッドを続けていくことにも。
でも今日この方とお話し、少し元気になった。一人でもぼくの歌を聞いてくださる方がいる限り、歌わなければ。ひがしの君が「ブラート・オクジャワについて」で歌っているように、ぼくももうしばらく、たんたんと立ち、枯れ木のように歌わなければ。
今日はもうひとついいことがあった。次男から「父の日」のプレゼントが届いた。軽井沢で作られているフローズンヨーグルト。ダイエット中だからと、カロリーの少ない贈り物。ありがとう。差出人の住所はニュージーランドのクライストチャーチ。便利な時代になった。
*ちゃんとエプロンをして、お母さんの皿洗いを手伝おうとしているところらしい。
June 16、Monday, 2014
2コマのクラス at 南箕輪村。味についての文を読む。興味深い。舌についている味蕾 (taste buds) の数によって味に対する感覚が違うらしい。地球上の半分の人は1万ほどの味蕾をもっていて、残りの半分の人は5000の、もう半分の人は倍の2万の、味蕾をもっているとのこと。味蕾の数が多い人は味に極めて敏感で、あまり苦いもの辛いもの、それに甘いものも苦手らしい。逆に味蕾が少ない人は、脂肪分の多いものや甘いものが好きらしい。
そういう分類であれば、ぼくはおそらく味蕾の少ない人たちの枠に入るだろう。甘いものが好きである。でも最近は、できるだけお菓子やチョコレートの間食を減らしている。糖質制限ダイエットの効果は確実に上がっている。20年前のズボンがはけるようになった。
久しぶりに雅樹の写真が送られてきた。2歳半になった。ハグレー公園でアヒルに餌をやているところとか。
夜、明日のクラスの準備。それに明後日の中間試験の問題を作る。まだしなければいけないことがあるが、眠くて仕方ない。明日の朝することに。
June 15, Sunday, 2014
コートジボワール戦は残念な逆転負け。それにしても、後半投入されたコートジボワールの英雄といわれる選手の圧倒的な存在感には驚かされる。彼がピッチに入った途端、チームの動きが変わった。そして立て続けに2本のゴールを許してしまった。
午後しばらく「ほたる祭りライブ」に向けての選曲と練習。今回は歌はないと思うが、古いCDを取り出して聞いていたら、「スーとジョンのバラード」という歌が入っていた。家を出て行く妻の歌。その行為の正当性はぼかされている。どこかで歌ってみると面白いかも。
夕食後、明日のクラスの準備をし、9時から「ルーズヴェルト・ゲーム」を見る。笹井専務は最初からイツワ電機の内部事情を知るために演技をしていたのだろうか。
次回は最終回。これは見逃せない。
June 14, Saturday, 2014
More and larger photos on Oread facebook
June 13, Friday, 2014
今日は、家の中の掃除と整理で一日終わる。大分いらないものを処分した。昨日、外で働き過ぎたせいか右肩が痛む。いわゆる50肩というやつか。
夜、オーリアッド。遅くなって歌の練習。「電線の上の一羽の鳥のように」。1曲目はやはりこの歌にしようか。
家に戻り、車を降りると外がいやに明るい。満月。13日の金曜日。ベランダに出て、久々に満月の写真を撮る。
テレビはどこを見てもサッカーの話題。少々オーバーヒート気味。
June 12, Thursday, 2014
木曜日は朝から外の仕事の出来る日。近所からいただいた菊の苗を家人が山沿いの畑に植えている間、ぼくは刈払い機で畑と庭の草を刈る。この時期、草の伸びることの早いこと。
今日は、ダルビッシュとマー君ともに完投勝利。ダルビッシュは完封。確かにこの二人はずば抜けた力をもっている。
夜、オーリアッド。8時半頃、ニュージーランドの次男から電話。「お母さんがいるか」とのこと。今日は家人の誕生日。今夜は商工会の講習会に出かけて留守。9時過ぎにお店に寄ると伝える。9時15分再度電話がかかってくる。ステージでは坂井君が「ぼくらの夢」を歌っている。
家人がしばらく次男と話し、家に帰ろうとすると、「ちょっと待って」と田中先生が制す。そしてやおらピアノのところへ歩み寄り「Happy Birthday」の演奏。家人にとってはサプライズのバースデイになった。今年はぼくも忘れなかった。
June 11, Wednesday, 2014
連日雨模様。でもありがたいことに大降りではない。2コマのクラス。帰路、内田ファーマーズマーケットへ。ヒラタケという茸とセロリなどの野菜を購入。糖質制限ダイエット用。
6時、オーリアッドへ。電動ヘッジトリマーをもってゆき、周りの草や木の枝を払う。少しスッキリ。
ひがしの君の「ブラート・オクジャワについて」を練習しているところへお客さん。田中先生。ひとつどうしても音が取れないところがある。そこを教えてもらう。Am Dm E とぼくは進んだが、先生は CDを聞きながらピアノを弾き、E よりもEmのほうがいいと教えてくれる。「山頭火」でも「一通の手紙」でも「カムサハムニダ、イ・スヒョン」でも、ぼくの歌は、この部分では E を使うことが多い。しかし、なるほど、ひがしの君のこの歌はEmのほうが断然いい。
家に戻り、日本ハムが負けたことを知る。大谷はけっこういい投球をしていたようだが、残念。
June 10, Tuesday, 2014
お昼を挟んで2コマ。帰路、アルプス市場へ。米国産のクルミを2袋。一時このクルミを入手するのが困難だった。クルミの効用についてのNHKの番組が放映されたあと。
今朝松本のキャンパスに向かう途中のこと。山麓線ぞいの内田ファーマーズマーケットを過ぎ、橋を渡り、信号を左折すると、反対車線が渋滞している。追突事故があったようだ。憔悴した顔のおじいさんが、車から降りてくるところだった。
思い出した。ちょうど一年前の今頃、追突事故を起こした。「ほたる祭りライブ」の直前のことで、心配をかけてはいけないと「日記」には書かなかったので、日記を読み返しても、正式にいつだったかわからない。おそらく6月12日(水)か13日(木)だっただろう。昨年は水曜と木曜に松本へ行っていた。壊れた車を修理してもらうために、ライブの翌日、長島君の会社にもっていったことは日記に書いてある。
昨年は忙しかった。ワイトモからのデレゲーションがライブの前の週にきて、わが家にも議員夫婦が滞在した。今年も忙しい。来週は中間試験をしなければならない。でも、お尻に火がついてようやく、ライブに向けての気持ちが高揚してきた。
*家人に追突事故を起こしたのはいつだったか尋ねたら、「自動車共済事故解決のご案内」という用紙を探し出してきた。それによると、事故を起こしたのは6月20日であることがわかった。なんと、ライブの2日前のことだった。大事にいたらずによかった。
June 9, Monday, 2014
午後、南箕輪村へ。2コマのクラス。帰路、アジーナに寄り、豆乳と野菜を購入。
各地での大雨のニュースが入ってくるが、ぼくが住む地域はそれほど多くはない。それでもカラカラに乾いていた畑が雨で湿っているのはいい。野菜も草も木も、喜んでいる。
June 8, Sunday, 2014
昼過ぎ、新しい芝刈り機が届いた。早速組立て、ガソリンを入れ、エンジンをかける。軽くスムーズにエンジンがかかる。昨年秋壊れてしまったニュージーランド製 Marspro の芝刈り機はエンジンがかかるのに時間がかかった。まだよく生えていない芝を試しに刈ってみる。よく刈れる。レバーひとつで手押しから自走に変えられる。楽だ。これは確実に5星。
今日は朝から午後にかけて畑や庭で働いた。夜、明日のクラスの準備をしようとしたが、疲れてウトウト。困った。9時から「ルーズヴェルト・ゲーム」を見る。来週の予告では、来週がセミファイナルとのこと。あと2回で終わりなのだろうか。
今夜は早く寝て、明朝早く起きることに。
June 7, Saturday, 2014
千葉から8ヶ月ぶりに名取御夫妻を迎えてのオープンマイク。前半後半通しての曲名を書くことにする。名取友紀子さん、アニメ「風立ちぬ」のテーマ、「異邦人」「太陽がいっぱい」など。「太陽がいっぱい」はいつ聞いても、新鮮である。原田和恵さん、「主よ、人の望みの喜びよ」「G線上のアリア」「そばにいるよ」など。そうそう「新しい光迎えよう」も歌ってくれたが、よかった。丸山俊治さん、意表をついて1曲目「何も知らずに」。ひがしの君の傑作のひとつ。2曲目の「戦争をしない国」。これもどなたかの歌のカバーとのことだが、印象に残った。さらに新曲「ブルームーン」。「雪のかくれんぼ」は原田さんと一緒に。名取芳夫さん、「名取芳夫の古典講座」と銘打って、文字のない時代からいかに物語や歌が語り伝えれれてきたかについて語る。ぼくがひがしの君の「ブラート・オクジャワについて」をなんとか歌う。他に「アルー」など。
More and larger photos on Oread facebook
赤羽真理さん、1曲目、これまた意表をついて、ひがしの君の「マキシム」のファースト・ヴァースを歌う。そのあと「千両梨の実」「許し」など。そして赤羽、丸山、原田で「種の歌」。最後にぼくも入って「アメイジング・グレイス」。丸山さん、見事なマウスハープ。
休憩時間には原田さんの差し入れの朴葉もちと名取さんのおみやげのクッキーをいただく。後半、ほたるを見に行った帰りだというお客さんがふたり寄ってくれた。ほたるはかなり出ていたようだ。
ほたる祭りライブまであと2週間。ほたるがたくさん出てくれるといいが。昨年は小山さんたちと松尾峡へ行ったが、あまりいなかった。
June 6, Friday, 2014
昨日とうってかわって今日は大変な一日。日々是好日とはいかないようだ。久しく更新していなかったこの日記を更新しようとしたがうまくいかない。一度はなんとかアップできたが、途中でどうした弾みか、「転送中にエラーが発生しました」が出てしまうようになった。調べてみると、これはよくあることらしく、その対処法がいろいろ書かれていた。しかし、どれを試してもダメ。仕方なく、別のURLにコピーして転送したらうまくいった。この日記をブックマークからアクセスしようとすると Forbidden が出てしまうかもしれません。決して禁止しているわけではありません。これからしばらく次のURLを使うことにします。
http://www.secondwind.jp/oreadnikki.htm
今日はこのことで大半の時間がとられてしまった。ぼくのコンピュータ音痴、インターネット音痴には困ったもの。
夜、オーリアッド。静かな夜。スピーカーからはラフマニノフのピアノコンチェルト第2番。演奏はヴァン・クライバーン。なんと美しい音楽、なんと素晴らしい演奏。
天気予報によれば、今日は雨が降るとのことだったが、全然降らなかった。関東では大雨だったらしいが。畑はカラカラ。明日は一雨欲しい。
June 5, Thursday, 2014
久々に今日はいい日だった。燕がオーリアッドの入口近くに巣を作ったせいか。
その1、「七夕コンサート」のためのホテルがとれた。一週間前ここ数年泊まっている比較的拾得に近いホテルに予約をいれた。昨夜遅くに気づいた。7月5日(土)の夜一晩だけしか予約してなかった。あわててそれをキャンセルし、5日6日両日の予約をしようとしたら、「空室なし」になってしまった。5日だけでも確保しておけばよかった。すぐ他のホテルを探したが、どこにも、キャプセルホテル以外、希望の料金内ではない。今日の午後もう一度試してみた。ありがたいことにキャンセルしたホテルに両日予約できた。
今回ホテルを探しながら、ホテル代が急騰していることがわかった。一晩2万円のホテルには泊まれない。
その2、いい芝刈り機が見つかった。10年以上使ってきたニュージーランドから輸入した芝刈り機が昨年秋壊れてしまった。日本では部品が調達できず、修理不能とのこと。日本製のいい芝刈り機を探したが値段が高く歯が立たない。安くて8万、高いのは20万を超える。仕方なく、今回もニュージーランドから輸入しようかと思ったが、壊れたときの部品のことや、輸入にかかわる煩わしさを考えると、やはり日本製がいい。
それで、昨年秋から、日本製の芝刈り機を探してきたが、手頃のものが見つからなかった。しかし今日、アメリカ製エンジンを積んだ4万円代の「日本製」と思われる芝刈り機が見つかった。しかも自走式である。去年まで使っていたのは、ガソリンエンジンではあったが、押さなければ進まなかった。レビューもかなりよく、買い物かごに入れる。便利な世の中になったもの。34キロの芝刈り機をクリックひとつで買い物かごへ。
http://item.rakuten.co.jp/minatodenk/lmc-460z/
その3、今夜はたくさんのお客さん。6時、オーリアッドに入ってしばらくして、ジブランの会の方が入ってきた。今夜が会の日だという。毎回第2週の木曜日なので来週だと思っていた。今夜は家人が用事で留守。助けにきてもらえない。いつもは6名だが今夜は2名欠席。4人分の食事(ピザとナポリタン)を用意しているところへ、お客さんが2人。飲み物だとありがたいと思っていたら、ミートソースとカレーだと言う。てんやわんやの大騒ぎ。それでもなんとかあまりお待たせずに作ることができた。そのあともお客さん。いつも暇なオーリアッドにしては珍しい。
その4、ほたる祭りライブの予約が増えてきた。家に戻りメールをチェックしたら「ほたる祭りライブ」の予約が5名の入っていた。昨年、一昨年ほどの勢いではないが、ここにきて増えてきた。ありがたいことである。昨日のローカル新聞に載った広告と今日の情報誌「週刊いな」に載ったイベント案内のおかげか。
その5.今日がいい日だったことの中で、一番よかったのは、今朝、20年前にはいていたズボンがはけたこと。体重は最盛期より6キロ減った。ほぼ2か月で6キロ。あと1か月で3キロ減れば、70キロ代になる。そういえば、一昨日のクラスで前列左隅にすわっている学生に言われた。「先生、痩せました?」。「痩せて見える?」「お腹がへこみましたよ」。リバウンドに気をつけなければ。
June 4, Wednesday, 2014
2回目の 将棋大会。原田さんにも連絡したがお見えにならなかった。みなさん有段者。ぼくの出る幕ではないと思ったが、1局だけ指させてもらう。まぐれか、同情か、な、なんと勝ってしまった。最後は詰め方を相手に教えてもらいながら。
June 3, Tuesday, 2014
昼を挟んで2コマのクラス at 40番教室。
June 2, Monday, 2014
朝10時、NTTの人がルーターを取りにきた。先月末、プロバイダーをLCVに変えたので。午後農学部。
June 1, Sunday, 2014
朝8時、昨夜いい歌を聞かせてくれた石黒さんをオーリアッドの駐車場へ迎えに行き、藤棚の下で朝食。彼はその後、白樺湖の「ホープロッジ乗馬牧場」と野辺山の「滝沢牧場」へ向かう。
ぼくが彼に初めて会ったのはもう20年も前のこと。野辺山のペンション「森のファミリー」に家族でお世話になったとき。ペンションのオーナー夫妻が連れていってくれた「滝沢牧場」で、ひとりの若者に話しかけられた。しばらくこの牧場に滞在しているという京都出身の若者。それが石黒さんだった。そのあと、「七夕コンサート」で何度もお会いした。
「七夕コンサート」での再会を約して、彼が去ったあと、しばらく畑仕事。それに家の周りの写真を撮る。梅雨前なのに真夏の暑さ。真夏の陽射し。芝生が大分芝生らしくなってきた。近くへ行けば、雑草が多いが。
夜、明日の授業の準備の合間に「ルーズヴェルト・ゲーム」を見る。面白い。しかし「半沢直樹」ほどではない。というより、かなり二番煎じ的なところがあって、ストーリーの展開、どんでん返しに慣れてからかも。
To the previous page