OREAD DiaryNovember 1 - 30, 2013


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Saturday, November 30, 2013










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Friday, November 29. 2013


終日、翻訳。悪戦苦闘。翻訳のみならず、ホームページビルダーの調子も悪く、七転八倒。家のデスクトップではファイルをプロバイダーに送ることはできるのだが、それがホームページに反映されない。午後、プロバイダーに電話をして支援を仰ぐ。30分ほど説明を受けたが、耳が遠いので、何度も聞き返す。それでもよくわからない。分かった範囲で、彼の言うとおりにしてみたが、結局 in vain。

仕事を9時ごろまでして、オーリアッドへ。家人と交代。遅くに、お店のノート型のホームページビルダーで試してみたら問題なくアップされた。

ノート型を家に持ち帰り、設定が同じかどうか比べて見る。同じである。しかし、デスクトップからいくらファイルを送り、更新しても、画面はかわらない。ホームページの更新には、しばらくはノート型を使うことに。

コンピュータのおかげで便利になったが、そのために返って忙しくなったとも言える。交通でも、早く便利になればなるほど、生活は忙しくなる。リニアモーターカーが走り始めたら、どうなるだろう。まさにチャップリンのモダンタイムズ。

先日お客さんと話していたら、中学生の学力が、少なくとも点数の上ではかなり落ちているとのこと。これだけ塾が繁栄し、インターネットで情報を得ることもできるのに、成績が上がらないのは、便利になり過ぎて、時間の速さについて行けないからではないか。


Thursday, November 28, 2013

午後2コマのクラス。「Heart with No Companion」を歌う前、レナード・コーエンの話をし、「スザンヌ」の映像を見て、若干の解説。学生たちにコーエンの低い歌声がどのように響いたことだろう。クラスで歌う歌はコーエンの歌を除いてすべてキーを下げなければ歌えないが、コーエンの歌だけはキーを上げなければならない。

往復の車の中、「雨ニモマケズ」を繰り返し口ずさむ。帰路、久々に TSURUYA並柳店へ。寒さのせいか、日が短くなって暗くなるのが早くなったせいか、それほど混んでいなかった。最近よく使うようになった生姜を購入。大きな袋に入ったものを2つ。その他チーズなど。

急いで家に戻り、6時から区の公民館で森林生産組合の会合&懇親会。1時間ほどで中座させていただき、家に戻る。仕事の準備。pdfのダウンロードに手こずっているところへ家人から電話。7時半、オーリアッドへ。家人と交代。

何人かのお客さん。最後は田中先生。最近は健康のために歩いているとのことで、お元気そう。ラフマニノフを聞きながら、解説していただく。

11時すぎ家に戻る。玄関先の温度計、−2℃。すぐ仕事にとりかかる。しかし猛烈に眠い。今夜はこれで寝て、あすの朝早く起きようと思っていたら、そのまま眠ってしまった。目が覚めたら2時だった。風邪をひかないように気をつけなければ。年末ライブまで2週間ほど。


Wednesday, November 27, 2013

松本へ。お昼を挟んで3コマのクラス。最初のクラスの前、事務局を出たところで、どこかで見たことがある人が、ぼくの顔を覗き込みながら「三浦さん?」と言う。「茂木君?」。70年代の初め、大学院時代、同じ研究室だった。彼は現在信州大学教育学部教授で、普段は長野キャンパスにいる。今年は、水曜日に1コマ教えるために、松本へ来ているとのこと。昼休み、ぼくが教えている教室に訪ねて来てくれて、しばらく四方山話。ぼくは覚えていなかったが、京産大で同時期に非常勤で教えていたことがあったらしい。それに精華のぼくのクラスに話に来てもらったことも。本当に懐かしい。再会を約す。

今日はどのクラスでもケネディ大統領の葬儀の映像を見せる。そこには6歳のキャロライン・ケネディ駐日大使が弟のジョンとともに映っている。温厚で穏やかそうな大使が、大きな悲しみ、苦しみを経て今ここにいることがわかる。

最初の2つのクラスでは、コーエンの Heart with No Companion を歌う。あどけない小さなキョロラインの姿を見て、この歌の 1st verse の意味が具体的にわかったような。

Yes I greet you from the other side
Of sorrow and despair
With a love so vast and so shattered
It will reach you everywhere


今私はあなた挨拶を送る
悲しみと絶望を通り抜けた向こう側から
粉々に砕かれた大きな愛の破片
あなたがどこにいようと届くはず


8時、オーリアッドへ。今夜は30分遅れの7時半から歌声喫茶が始まっていた。いろいろ懐かしい歌を聴かせてもらった。「学生時代」「灯台守」「影を慕いて」「埴生の宿」など。


Monday, November 25, 2013

今日は遅れていた学生のメールへの返事を書く。「カラオケへ行って What a Wonderful World を歌ったら、発音がよくなっていた」というようなメールがあった。スケート部の女子学生からは札幌へスケート大会へ行ってきたとのメール。オリンピックを目指しているようだ。

午後、家人に頼まれていた長ネギを抜くことに。大根を抜くのは楽だが、ネギはそのまま抜こうとすると切れてしまう。鍬で根元を深く掘らなければならない。それでも切れてしまうことがある。4分の1ほど抜いたところで、雨。退散することに。

ここ数日は気温が緩んでいるのか、過ごしやすい。

何が功を奏しているのかわからないが、ここしばらく朝血圧を計ると、上が130から140、下が80から90の間で安定している。体重は一時減ったが、ここにきてまた上昇傾向にあるので、体重ではない。考えられることは、最近処方された降圧剤をちゃんと飲んでいることと、血管内部の炎症 inflammation を治すというターメリックと生姜の自家製ドリンクを、少なくとも一日2杯飲んでいることが要因だろう。しかし降圧剤だけを飲んでいたときは、下の血圧にはあまり効果がなかったことを考えると、特性ドリンクの効果だと言えるかも。

ぼくが降圧剤を飲み始めたのはもう10年以上も前、役場に置かれている血圧計で測ったとき、下が100を超えていたときからである。上は運動したり、深呼吸したりすると比較的簡単に下がったが、下は下がらなかった。常に90から110の間だった。

今調べてみたら、
「糖尿病治療で血圧降下薬を服用している場合は、ターメリックを摂取すると血圧が下がり過ぎるおそれがありますので、あらかじめ医師にご相談ください」と書かれたサイトが出てきた。やはりターメリックの効果だったのだ。先日定期検診に行ったとき、先生にその話をしたが、ターメリックの降圧効果に関して半信半疑のようだった。

もし、今日の日記を読んでターメリックのドリンクを飲もうと思った人がいたら、血圧がもともと低い人は、ご注意ください。

ターメリック(和名ウコン)の効能は、このサイトの方がわかりやすいかもしれません。


Sunday, November 24, 2013

午後1時15分、区の神社にて、島田宮司さんを迎えて新穀感謝祭。昔風に言えば、新嘗祭。セレモニーそのものは短時間。長いのは午前中の掃除と飾り付け。それに午後の儀式終了後の直会(なおらい)。直会ではいろんな話題が出て、村のことを知るいい機会だ。





午前の神社の掃除から家に戻ると家人がカサブランカの球根をどこに植えようかスコップをもって考えているところだった。いままでの場所はガレージの横で、日当たりがよくなかった。それに咲いてもあまり目立たなかった。それでバラの木が何本か植わっている家の南側に植えることに。ここなら、咲いたらすぐわかる。

スコップで掘り始めたが、時間がかかりそう。耕運機をもってきて、逆回転のU字溝用に設定し、深く掘ることに。しかし、エンジンをかけたとたん、ガリガリと変な音。土の下に大きな平べったい石。この石は、ここへ引っ越してきたころ、昔の茅葺き屋根の家の土台石を運んで飛び石にしたもののひとつ。その重い石を5つほど掘り出し、転がして松の木の根元へ。そのあと、耕運機で長細い溝を掘り、カサブランカとそのほかのユリの球根を植える。



午後遅く、神社から戻ったあと、相撲を見る。白鵬と日馬富士の決戦に興味があったし、ポール・マッカートニーの懸賞の垂れ幕がどうなっているか知りたくて。

左が facebook で見つけ、シャアをしたもの。これは合成写真かもしれないと言う人がいた。右の写真は、今日の結びの一番が始まる前、テレビに映ったバナーを撮ったもの。これで明らかになった。左の写真の垂れ幕は合成写真だと。それにしてもいいアイディアを思いついたもの。『アビーロード』のジャケットに映った4人を切り離してバナーにするとは。こんなバナーをなんでも鑑定団に出したら、高い値段がつきそう。



白鵬と日馬富士の一番は日馬富士の勝ち。よかった。


Saturday, November 23, 2013

今日のオープンマイクはもともと出演予定者が少なく、予定していた人からもキャンセルがあり、淋しいものになるかと思っていが、蓋を開けたら、いつもとかわらず賑やかに。

最初に入ってきたのは、坂井俊水さんと佐藤つぐみさん。しばらく練習したあと、本番に。坂井さん、「風の日には」「ぼくらの夢」「君が幸せであるように」。佐藤さん、最新オリジナル「November」、カバー曲「Lonesome」。後者は坂井さんがギターでサポート。原田和夫さん、教会へクリスマスに向けての歌の練習に行ってきたとのことで、お友達の家族と一緒に「聖しこの夜」を歌い、マリヤちゃんがピアノ独奏。しっかりとしたタッチの演奏。

坂井さんの友達の井戸川隆さん、オーリアッド初登場。坂井さんのヴォーカルにギターで参加。「Don't Look Back in Anger」と「それでいいさ I'm Walking」。垣内彰さん、町会議員になってからステージに登るのは始めて。議会の印象などについて語る。宮木諏訪神社の新穀感謝祭に招待され、初めて本殿に上ったとか。ぼくの住む小さな村とは違って、宮木では神社委員にはなりたくてもなれないとか。

長島功さん、意表をついて「アンパンマンのマーチ」、そして彼の最初のオリジナル「最後の手紙」。ぼくがここで、12月2日(月)に、両小野小学校の児童たちの前で歌う予定の「雨ニモマケズ」と「それぞれの道」。赤羽真理さん、前半最後に「驚くばかりの」と「千両梨の実」。ここで休憩。













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後半トップ、坂井さん、井戸川さんのサポートで「なごり雪」を含む2曲。彼が初めてオーリアッドへ来たときも、確か「なごり雪」を歌ってくれた。佐藤さん「Stage Panic」「Fire Cross」の2曲。力強い歌声。長島さん「月の心」「ブリキの魔法」。垣内さん、三好達治の「乳母車」の朗唱。

  
母よ――
  淡くかなしきもののふるなり
  紫陽花いろのもののふるなり
  はてしなき並樹のかげを
  そうそうと風のふくなり・・・


原田和恵さん、ヘンデルの「ああ感謝せん」を朗々と。ぼくが「宝福寺にて」。そして最後に、みなさんと一緒に「Amazing Grace 」「Blowin' in the Wind」。後者は、ケネディ大統領が暗殺されてから今日が丁度50年目なので。この歌とケネディ暗殺はぼくの中では大きくつながっている。彼の暗殺はアメリカ時間では1963年11月22日、日本時間では11月23日である。


Friday, November 22, 2013

午前9時過ぎ、富士通ゼネラルの温水ルームヒーター Hotman の点検に松本支店の人が来てくれた。寝室と食堂に1台づつおいてあるが、最近、暖房効率が悪くなっていた。6年ほど前に購入したもの。室外機1台と室内機2台を入念に点検整備してくれた。2時間ほどかかったが、終了後は、まるで魔法のように効率がよくなった。少々費用はかかるが、数年に1度はやってもらったほうがよさそうだ。

昼過ぎ、階段の踊り場から外を見たら、隣の空家の庭に見たこともない大きな猫が日向ぼっこをしていた。その猫とやり合ったら、フィービーはひとたまりもないだろう。心配になってフィービーはどこにいるかと階下に降りてゆくと、暖房効率のよくなったヒーターの前でうとうと。





午後、大根と白菜とキャベツを収穫し、半分はモロに、半分は畑を深く掘って、その中に入れ、土をかぶせ、藁をかける。大根は少々小さかったが、白菜は大きなものがたくさんとれた。

午後遅く、舟木一夫さんのファンの方から今朝届いたDVDを見る。複製できないようになっていて、見てからお返しすることに。2010年のコンサート「風 アダルトに」のDVD。全24曲のうちにぼくの「宝福寺にて」が入っている。彼の語りから、このコンサートはファンのリクエストの多かった曲で構成されていることがわかる。しかも、「高校三年生」が入っていないところを見ると、彼自身の歌以外のリクエストのようだ。

「宝福寺にて」に関しては、ぼくはA 、時にはBで歌うが、彼は D、ひょっとしたらD#で歌っている。それだけに高音のサビのところが、彼が歌うときれいに伸びて感動的。「アカシヤの雨が止む時」「黒い花びら」「さよならはダンスの後に」「時の過ぎゆくままに」「赤いハンカチ」など、誰もがよく知っている有名な歌の横に、まったく無名のぼくの歌が並んでいるのを見るのは、面はゆくもあり、嬉しくもあり。歌ってくださった舟木さんに、そしてリクエストしてくださったファンの方々にも、大きな感謝。

夜、オーリアッド。静かな夜。前半は、都知事の5000万円の借入と返済に関する見苦しい会見のニュースを追い、後半は歌の練習。「宝福寺にて」をDで歌ってみたが、サビのところで声が出なくなる。やはりぼくにはAかBがいいようだ。

そうそう、早朝、両小野小学校の校長先生より電話をいただく。子供たちに「雨ニモマケズ」を暗記するように勧めているが、かなりの数の子供たちが暗記できたので、ぼくの「雨ニモマケズ」を子供たちのために歌いに来てもらえないかというお話。願ってもないこと。12月2日の朝、お伺いすることに。校長先生の要請で「それぞれの道」も歌うことになった。地域の人の中にも「雨ニモマケズ」を暗記した人が30人ほどいてその人たちも聞きにくるようだ。その人たちの前で、歌詞を見ながら歌ったのでは様にならない、もう一度歌詞を見ないで歌えるように練習しよう。



Thursday, November 21, 2013

朝9時から、神社委員4人で、今村神社の落ち葉掃除。1時間ほどの作業できれいになった。



午後1時から、2コマのクラス。授業を終え、事務局にパソコンとキーを返し、裏のドアから外に出ると、空がきれい。中庭のドウダンツツジも見事に赤くなっている。グランドでは学生がフリスビーに興じていた。






7時半、オーリアッドへ。家人と交代。何人かのお客さん。OREAD SPECIAL を勧めたところ2人の方が試すことに。美味しいです。身体があたたまりました」とのこと。一人の方がこの日記を読んでいるようで、「今、サウンド・オブ・サイレンスを教えているんですね」と言われる。そこで「サウンド・オブ・サイレンス」を歌わせてもらい、映画『卒業』について書いた一節を聞いてもらう。この方たちも映画は見ていないと言う。実は、今日の40人のクラスでも『卒業』を見た学生は一人もいなかった。昨日の60人と今日の40人、100人の学生のうちこの映画を見たことのある学生は一人もいなかった。

ぼくの60年代へのこだわりが、まったく時代錯誤的 (anachronistic)に、あるいは時代遅れ (obsolete)になってしまったのか。『追憶の60年代カリフォルニア』のプロローグに「60年代は、時代の区分というよりは、意識のあり方なのである」と書いた。その思いは今も変わらない。いつの時代にもその「意識」をもっていた人たちはいたし、今もいると信じたい。それはもちろん、映画『卒業』を見たことがあるかないかとは無関係である。


Wednesday, November 20, 2013

3コマのクラス。その最初の2つのクラスで、映画『卒業』のビデオクリップを見る前、「『卒業』を見たことのある人?」と問う。両方のクラス合わせて学生数60人。いくつか手は上がるだろうと思っていたが、まったく上がらなかった。この映画は1968年に封切られている。彼らが生まれたのは 1995年前後。無理もないか、28年の隔たりがある。ぼくが生まれたのは1945年、それから 28 を引けば、1917年、大正6年である。その頃のことをぼくだって何も知らない。

夜8時少し前、オーリアッドへ。家人と交代。静かな夜。遅くなって、歌の練習。「I Have a Dream」、「パーティーは終わったよ」「門」「宝福寺にて」など。

学生へのメールの返事が遅れている。家に戻り、できるだけ返事を書く。松本の寒さに言及するメールが増えた。中には夏の暑さは東京と変わらないのに、冬の寒さはかなり違うというのがあった。確かに夏の暑さは最近は東京や大阪と変わらなくなった気もする。しかし、ありがたいことに、信州の夏は朝晩が涼しい。


Tuesday, November 19, 2013

昨日に続いて今日も5講時に補講。出席者は昨日同様、少なかったが、とてもいいクラスになった。今日も早めに終わるつもりが、しっかり90分の授業。パソコンを事務局に返し、外に出ると、運動場から声が聞こえてくる。土手を上ってみると、サッカーの練習中。懐かしい風景。しばし寒さを忘れて眺める。



家に戻り、もう1曲の対訳にとりかかる。最初の数行が手ごわくて、昨夜送れなかった分。ああでもない、こうでもないと頭をひねり、なんとか辻褄の合う訳に。


Monday, November 18, 2013


5講時、4時20分から先月末に休講にした2クラスの1つの補講。他のクラスがあったり、部活やアルバイトがあたりしてこれない場合は、不利にならないようにすると伝えてある。出席はいつもの半分。

新たに Scarborough Fair を解説し、音源を聞き、そして歌う。続けて先週歌った Sound of Silence を歌う。そのあと、あとで見る映画『卒業』の編集されたビデオの理解を助けるため、『追憶の60年代カリフォルニア』の第14章「サウンド・オブ・サイレンス」を読む。このビデオには、初めに歌った2曲が使われている。

後半は、英語のリズムの練習。Jazz Chants。最後に Dictation。寒いし、外は真っ暗。始める前は、1時間ほどで切り上げようと思っていたが、結局1時間半しっかり使ってしまった。 学生の数はいつもより少なかったのに、歌声はいつもより大きかった。Jazz Chants の練習でも、しっかり反応できた。やはり14,5人という少人数がいいのか。あるいは出てきた学生がみな意欲のある学生だったのか。

家に戻ると7時。夕食を済ませ、仕事部屋へ。今夜中に送ると約束した対訳にとりかかる。英語はやさしいのに、適切な日本語が出てこない。今夜中に、という約束は守れなかったが、真夜中過ぎに送る。

明日も、5講時、もうひとつ補講がある。教科書の違うクラスではあるが、出てこない学生が不利にならないように、教科書は使わないので、今日とほぼ同じことができる。


Sunday, November 17, 2013

朝、起きて新聞を取りに出ると、庭一面に霜が降りていた。王城山と東山の間のあたりから太陽が上るところだった。カメラを取りに戻り、晩秋の朝の景色を切り取る。小さなカメラが昨日から見つからず、大きいNikonを昨夜のライブから使っているが、やはりこっちのほうがいい写真が撮れるようだ。




10時過ぎ、畑に出る。イチゴの2畝の雑草を家人が取り、そのあとにぼくが藁をかける。250本ほどの苗。これがなかなか大変。腰が痛い。12時になっても家人はまだ働くというので、家に入り、スパゲッティを茹で、カルボナーラをつくることに。出来上がる頃に家人も入ってきて、昼食。まあまあの美味しさ。



午後、乱雑な仕事部屋の床に散乱している本や紙やCDを片付け、Roomba を走らせる。本当に働き者。Roombaの大敵は、紐。一番いけないのが古いギターの弦の切れ端。細い弦は肉眼ではよく見えない。しばらく走らせると、床に関しては随分きれいになった。

明日は5講時に補講。夜その準備を少し。畑の疲れが出たのか、うとうとしてばかり。どうも最近、うとうとが多い。畑のせいというより、年をとったせいか。


Saturday,November 16, 2013

最初に入ってきたデレク・ハーストがペペロンチーノを食べ始めたとき、ドアが開き、渋いカウボーイが入ってきた。ゲリー・クーパーかと思ったら、丸山俊治さん。新しい黒い帽子が似合っている。ベストもズボンも黒。

丸山さんにトップバッタ-をお願いする。原田和夫さんもお見えになっていて、先ず「白雪先生」。随所に入るハーモニカが大型バイクで疾走する雰囲気を醸し出す。続いて丸山さん自身の小学校時代の先生を歌った「セピア色の安曇野」。そして、先日高校時代の同級会で会った高校の先生が、丸山さんのCDを聞いて読んだという和歌を何首か紹介したあと「マザーロードの旅」。亡くなった高校時代の親友に捧げた歌。3曲ともに、いつにもまして心に響いた。

デレク、 In My Sky, The Day, Hearts without Boundary のオリジナル3曲。歌う前に、歌の内容を日本語で説明したので、内容がよくわかってよかった。彼の歌の上手さには定評がある。しかし、上手いだけでなく、内容もなかなかしっかりしている。

原田さん、図書館から宇宙物理の本を借りてきて読んでいるという話。時間と空間、ビッグバン、宇宙の始まり、不思議なことばかり。長島功さん今夜はハカランダのギターで「無縁坂」「いのちの理由」。後半歌う「月の心」の布石か。

ここでぼくが「純ちゃん」を歌う。本当に長い間この歌を歌わなかった。原田さんの宇宙物理の話を聞いて思い出した。ハレー彗星が地球に接近した1986年、前年オープンしたばかりのオーリアッドに宇宙物理学者の中沢清さんをお招きしてお話を聞いたことがあった。このことが契機になって「純ちゃん」という歌が生まれた。ちゃんと歌えるか不安だったが、なんとか間違わずに歌えた。何しろ、この歌は、ぼくが歌を再開するきっかけになった歌で、昔は各地でよく歌ったもの。歌の中に部活に言及するところがある。「部活という強制労働で子供たちの時間を奪っている」というちょっと過激な歌詞。奇しくも最近長野県の教育委員会が、部活の朝練を中止するように、午後の部活もやりすぎないようにとの通達を出したばかり。部活は子供たちだけでなく、先生たちの時間も奪ってきたのではないか。この歌を書いてから30年近くが経った。また歌ってもいいかも。

ここで休憩。丸山さんのおみやげの「うなぎ煎餅」、佐藤さんのおみやげの「じゃがりこ焼きみそ味」をいただく。









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後半トップ、デレク、 Tokio と Here I Am。1曲目は、東京にしばらく住んでラッシュアワーを経験し、都会には住めないと思った気持ちを率直に歌ったうた。佐藤つぐみさん、Fantasy と Once Again。久しぶりに黒いギターをもって、元気よく。坂井俊水さん、「風の日には」と「君が幸せであるように」。いつにもましてしみじみと。丸山さん、「一番最後に」と新曲「得意技」。後者は今後大きく発展する予感あり。長島さん「春雨」と「月の心」。前半の2曲を含め、安定した説得力ある歌い方。亡くなったお母さんのことを少し距離をもって眺められるようになったからか。赤羽真理さん、「許し」と「種の歌」。前者を聞くときはいつも襟を正さねばならない気持ちに。後者は、完全に自分の歌にしたよう。丸山さんがマンドリンでサポート。最後にぼくが、フィリピンの壊滅的な台風の被害を見聞きしたり、未だに原発を推進したり、南アルプスを縦断するトンネルを掘ったり、今後人類がどのくらい存続できるのか心配になる、そんな話をしながら「門」を歌う。

世界は今傾きながら進む
大きな一つの船
オリーブの小枝くわえた鳩は
もう戻っては来れないだろう
失われたおまえの人生、誰が償ってくれる
失われたおまえの人生、誰が生きてくれる

11時過ぎ、家に戻る。大きな月が頭上に。

                      ■

朝食後、人参の収穫。今年はいい人参がたくさんとれた。人間には暑すぎた夏も人参にはよかったのか。9月の初めにブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせたようなロマネスコの苗を3株植えた。そのうち2本が育った。




Friday, November 15, 2013

朝起きて外を見る。雨。昨日よりは若干暖かい。

舟木一夫ファンの方から、12月14日(土)の年末ライブの案内を彼女のブログに載せたとの連絡があった。感謝。何年も前にも、舟木さんのファンが「宝福寺にて」つながりで聞きにきてくださったことがあった。
http://blogs.yahoo.co.jp/mantennohosilovely/15832373.html

午後は遅れていた学生へのメールの返事を書く。フィリピンの台風について書いてくれた学生がいた。彼はベトナムからの留学生。ベトナムにも台風はよく来るとのこと。I really felt like crying when I saw the devatation caused by the storm Haiyan. Every year many storms hit Vietnam, too. But I have never seen such a big devastation like the one in Philippines.

オーリアッド。小山卓治さんの30周年記念ライブ盤を大音量で聞く。最初から、パワー全開のロックンロール。やはり何といっても1枚目の8th track 「ひまわり」が最高。何故か「種の歌」は入っていない。

いくつか歌の練習。遅くに来たお客さんに、マンダラでは何曲うたんですかと聞かれたが、まだ定かではない。基本的には今年のほたる祭りライブを踏襲しようと思うが、新しいことも考えなければ。


Thursday, November 14, 2013

午後2コマのクラス。先週休講したことの詫びを言い、補講の日時を確定する。来週、月と火の5講時にすることに。The Sound of Silence の歌詞を解説し、CDを聞き、一緒に歌う。そのあと、この歌が映画「卒業」に使われたときのYouTubeを見る。http://www.youtube.com/watch?v=mFJJvH1ozX0

2コマ目の教科書の今日のvideoclip は日米の出産の違いについて。なかなか興味深い。続けて、次の章の Introductory Reading を読む。そのテーマは、What is music? その問に対する答えが最後のパラグラフに出てくる ― (It is ) surely the greatest of all medicines.

今日は途中どこにも寄らずに帰宅。夕食にステーキが用意されていた。わが家はどちらかというと野菜と魚中心の食事である。その方が身体にいいと信じてきた。しかし、最近家人が、年をとってからは肉も食べたほうがいいと言い始めた。久しぶりのステーキは美味しかった。

オーリアッドに着いたときはすでに7時半過ぎ。ジブランの会の方々がすでにお見えになっていた。今夜は参加者が少ないようだ。寒さのせいか。

昨日に続き、oread special を注文してくださったお客さんから、オレンジピールのチョコレートをいただく。家に戻り袋を開けたら、もう止まらない。美味しかった。

小山卓治さんの事務所から30周年記念コンサートのCDとDVD が届いた。感謝。


Wednesday, November 13, 2013

今朝も寒い朝。昼を挟んで3コマのクラス。珊瑚礁について書かれたエッセイを読み始めた3コマ目のクラス、予習が足りず、ちょっとしどろもどろに。今日の歌は The Sound of Silence。

1コマ目のクラスでは学生がクラシックギターで Yesterday を演奏してくれた。8本のギターにそれぞれ名前をつけて呼んでいるという学生。ぼくのリクエストで 「禁じられた遊び」も。

アルプス市場に寄り、生姜とクルミを買ったあと、家路につく。国道153号線、上島の道路沿いにある温度計、0℃。6時前に家にもどる。通常は水木は家人が先にオーリアッドへ行ってくれるのだが、今日は一日カウンセリングの仕事があり、疲れているとのことで、ぼくが遅れてオーリアッドへ。

遅くに、年末ライブに向けての歌の練習。2、3曲歌ったあと、眠ってしまったようだ。「大丈夫ですか」というお客さんの声で目が覚めた。歌いながら息を引き取ったと思われたのかも。

そのお客さん、「先日のオープンマイクのときに勧められたドリンクを」とのこと。「このドリンクの名前は何ですか?」。咄嗟に出た答えが「オーリアッド・スペシャルです」。ターメリック、ニンニク、生姜と企業秘密の隠し味。ニンニクの量は加減できるし、ゼロにすることもできる。

11時閉店、外に出る。寒い。家に着き玄関先の温度計を見る。−4℃。真冬の寒さ。一ヶ月前には夏日もあった。



Tuesday, November 12, 2013

日帰りで東京へのバスの旅。行先は八芳園。思っていたより混んでいなくて、打ち合わせはスムーズに進む。今年一番の寒さとのことで着込んでいったが、東京はやはり信州より暖かい。上着を脱いでいることが多かった。

往復のバスの中、 Kindle で遊ぶ。今まで知らなかった辞書の機能がわかった。

バスが新宿を出てしばらくして、長男から成田に着いたというメール。家に着いたあと、 Skype で話す。今までこのようなイベントがあることさえ知らなかった。彼が参加したのは Boston Career Forum 2013 という日本語と英語のバイリンガルの人材を集めての就職説明会。全米から日本人留学生が集まったようだ。遠くはロンドンからも。日本の企業に就職したい日本語を話すアメリカ人や外国人も対象とのこと。

ぼくがアメリカの大学を卒業した1969年には、アメリカの大学を卒業しても日本では就職できないと言われていた。時代は大きく変わったものだ。

若干古いが、2010年の Boston Career Forum の映像があった。その映像を見て、ここがアメリカかと目を疑った。学生が全員、日本と同じリクルートスーツを身につけていた。
http://www.careerforum.net/event/bos/

夜、長男と Skype で話す。若干痩せたようだ。疲れたのに違いない。彼が言うには「アメリカの食事が不味かったから」。彼の会社に興味を示してくれた人も何人かいたようだ。


Monday, November 11, 2013

今日も「通信」の文面をああでもないこうでもないといじくりまわし、時間ばかり経ってしまった。結局送ることができたのは、真夜中過ぎ。しかも、数回に分けて一斉メールで送ったのだが、エラーがでて、未送信メールのフォルダーに多量に残っている。何度試みてエラーが出てしまう。


Sunday, November 10, 2013

昨夜のオープンマイクの写真をFacebook と日記にアップし、日記には若干文章も。写真のアップが上手くいかないときが多い。とくに、ホームページビルダーを使っている日記に、写真がアップできない。エラーが出たり、消えてしまったり。

そのあと、年末ライブとキング牧師の日チャリティーコンサートを中心にした「通信」の文章を考えたが、これが難しい。最近、話しているとき、言葉が出てこないことがあるが、書いても、出てこない。嗚呼。

いずれにしろ、年末ライブは12月14日。20回目の記念ライブ。楽しみである。共演者は清水国明、小山卓治のふたりに、野間義男、中井いち朗、田中誠一の強力サポート陣。清水君と野間さんと田中君は、京都レコードで旧知の仲。中井君と野間さんは「アルファルファ」というアコースティックカルテットで一緒だった。中井君のメールには「国明さんも小山さんともライブ等お手伝いしたこともあり 、なにか巡り合わせで因縁のようなものを 感じます」と書かれていた。みんなつながっていたんだ。

キング牧師の日チャリティーコンサートは、毎年1月のキング牧師の日の前日の日曜日に行なってきたが、次回は、2月23日(日)にすることになった。1月末が、我が家が私用で忙しいということもあるが、アポロ11号の同時通訳者として名を馳せ、現在立教大学大学院教授として、英語教育、異文化コミュニケーションを専門に教えている鳥飼玖美子さんが、「キング牧師と60年代のアメリカ」というタイトルでその日に話しにきてくださることになったからである。 彼女は前日のオープンマイクにも顔を出してくださるとのことなので、本当に楽しみである。

何か演奏するか歌ってほしいとお願いすると、「私は音楽が好きなのに、歌も下手ならピアノも下手で、人様にはとても聞かせられません。私が歌ったりピアノを弾いたりすると家族は逃げ出し犬だけが聞いてくれました。その犬は2匹とも老齢で死んでしまい、聴衆はいなくなりました」と、謙遜した返事が返ってきた。できたら「知っている歌を皆さんと一緒に歌いたい」とおっしゃっているで、その夜のオープンマイクには60年代のアメリカのフォークソングをフーテナニー風に歌うコーナーを設けたいと思う。


Saturday, November 9, 2013

久々に山田守人さんを迎えてのオープンマイク。お会いするのは何年ぶりか。まだ彼が長谷村に住んでいたころ、ボブ鈴木にオーリアッドの話を聞いてやってきたのが、最初だったと思う。ぼくの還暦記念コンサートにも参加してくれた。抜群のブルースギターのテクニックに、いぶし銀の渋い声。今夜も健在だった。

トップバッターはデレク・ハースト。オリジナルの歌2曲。そしてリサ・ハスコール「ふるさと」など日本の曲をピアノで。彼女はかなりの日本びいきである。前回は宮城道雄の「春の海」をフルートで吹いた。続いて、佐藤つぐみさん。坂井俊水さんのサイレントギターを借りて「ブラックアウト」、そして偶然入ったオーリアッドでの出会いを歌った新曲。坂井さん、佐藤さんのベースのサポートで「ぼくらの夢」、そしてソロで「風の日には」。春日淳也さん、彼も久しぶり。レゾネーターのスライドギターも堂にいったもの。Dark Was the Night の instrumental, そして No Woman No Cry 。原型をとどめぬ独自のアレンジか。

山田さん「無精ひげの天使」と「アカシアの雨」。赤羽真理さん「ホーボーズ・ララバイ」と「千両梨の実」。後者はデレクがピアノでサポート。ここで休憩。











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後半トップはアカハネユウキさん、先週に続いて2回目。今夜は長い髪を後ろに束ねて、一見別人のよう。オリジナルを2曲。長島功さん、「里の秋」と「ブリキの魔法」。原田和恵さん、長野市でのゴスペルのレッスンの帰り、ピアノで1曲。もとはもっと長い曲とか。

デレク You Are Beautiful。リサ、ピアノで1曲。優しいタッチ。佐藤さん、坂井さんのギターのサポートで Space Sonic など。坂井さん、Missing You。春日さん、「ある朝」。歌い始めたら、 Will the Circle Be Unbroken の日本語ヴァージョンだった。日本語は彼の訳だろうか。山田さん、「おー、スザンナ」と愛犬ベンに捧げる歌。後者を歌い始めたら、あちこちで笑いが。続いてぼくが Tennessee Waltz。赤羽さん「種の歌」。

そして最後に山田さんを中心にブルーズのセッション。曲名は Dealer's Blues とのこと。 大いに盛り上がる。

ボブ鈴木が亡くなったのが、昨年12月半ば頃。彼を偲ぶオープンマイクを12月21日(土)に行いたいと思う。詳細は後日。

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楽天が日本シリーズに勝利し、翌日から楽天のセールが始まった。前から欲しいと思っていた「ルンバ」を購入することに。「ルンバ」というからダンスの rumba かと思っていたら、 今日届いた製品のパッケージから、それがRoomba だと知った。正確に音写すればルーンバに近いだろう。Roomba の Room はいいとして、ba はどこから来たのか調べてみたが分からない。

早速試してみる。何にでも興味のあるフィービーが近づいてきた。ルンバのあとを追ってじゃれるかと思ったら、逃げ回っている。ルンバに関しては大満足。自由に動き回り、部屋の隅にあるゴミや埃まで吸い上げてくる。猫の細かい毛がたくさんとれる。電気が切れそうになると、自分で「基地」に戻って充電する。

リビングとダイニングにルンバを走らせる。午後遅く、外から戻った家人が驚いて言う、「うわっ、きれいになったね!」 夕方、オーリアッドへ行く前に、和室にルンバを入れて走らせることに。11時すぎ、家に戻ると、部屋を掃除し、基地にもどって充電していた。なんとも健気なルンバである。

ルンバを踊るように部屋を動き回って掃除するから Roomba と名づけられたのに違いない。Roomba の ba は rumba の ba。  




Friday, November 8, 2013

2つの補講日の1つを変更したい旨、事務局へ連絡。キャンパス情報の記載を変えてもらうようにお願いする。とにかくよかった、その日に他の予定があることに気づいて。そのあと、念のため、クラス全員31名に一括メールで連絡する。日頃 Writing の練習のため、メールのやり取りをしていてよかった。

午後、隣の潔さんが、剪定した木をストーブで焚くのにいいサイズに切ってくれた。それを薪の場所へ運ぶ。そのあと、今年の根菜類を入れるために、モロの整理。保存していたコンニャク芋から何本も立派な芽が出ていた。来年で3年目だから、いよいよコンニャクがつくれると家人は張り切っている。コンニャク芋は手間がかかる。3年続けて植え変えなければならない。その割にコンニャクの値段が安いのはなぜだろう。

オーリアッド。前半、年末ライブに向けていくつか歌の練習。しばらくしてお客さん。蕎麦打ち名人の赤羽さんが蕎麦まんじゅうをもってきてくれた。お客さんにもおすそ分け。

家に戻ると、家人が長男から skype があったという。彼は今仕事でボストンにいる。今のところ時差ボケは大丈夫のよう。


Thursday, November 7, 2013

雨の中、松本へ。1時前、着いたときには、雨は上がっていた。2コマのクラス。新しい歌に今日は入らず、今まで歌った歌を全部歌う。Yesterday, I Want to Hold Your Hand, Let It Be, Tennessee Waltz, What a Wonderful World.

帰路、TSURUYAへ寄る。いくつか食材を購入。いい生姜があった。生姜とターメリックには血管内部の炎症を治す効能があるようだ。healing power of turmeric and ginger

心臓発作の原因は血管内のコレストロールの量と関係があると従来考えられてきたが、コレストロールを堆積させる血管の壁の炎症を取り除かなければ、いくらコレストロールを減らしても心臓病にかかる危険性はなくならないとう心臓外科医のエッセイを読んだ。目から鱗だった。血管の壁に炎症を起こす一番の原因は砂糖だという。このエッセイを読んだあと、できるだけ甘いものを控えているが、いつまで続くか。

7時半、オーリアッドへ。家人と交代。ボブ・ディランにかわって、ラフマニノフをターンテーブルに。久々に田中先生。四方山話。

先週木曜日に休講した2つのクラスの補講日を今日学生と相談して2日に分けて決めてきたが、田中先生と話しているうちに、そのうちの1日には、別の重要な用事があることに気づいた。明日の朝早く事務局に連絡をとらなけらば。いろんなことをうっかり忘れることが増えている。気をつけなければ。

家に戻りメールを開けたら、件名に「立冬」を知らせるリマインダーが西行の和歌とともに届いていた。

 
寂しさに堪へたるひとのまたもあれな庵並べむ冬の山里 

しかし、今日は立冬とはいえ、かなり暖かい。教室の暖房が不要だったほど。


Wednesday, November 6, 2013

午前1コマ、午後2コマのクラス。1日3コマは大変だと思っていたが、慣れてパターンが決まったのか、かなり楽になった。パソコンを使って映像や音声を出せるようになったのが大きい。

2週間ほど前のクラスで、歌で英語を学ぶメリットが書かれた本の一節を読んだところ、メールでいくつか反応があった。それで今日は歌う前に、ブライアン・イーノが書いた「歌と長寿」についてのエッセイを紹介した。

http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=97320958

以前にもこの日記で紹介したことがあるが、再度ここに英語と日本語で紹介することに。

I believe that singing is the key to long life, a good figure, a stable temperament, increased intelligence, new friends, super self-confidence, heightened sexual attractiveness and a better sense of humor. A recent long-term study conducted in Scandinavia sought to discover which activities related to a healthy and happy later life. Three stood out: camping, dancing and singing.
私は信じています。歌うことは、長寿、よい姿勢、安定した精神状態、高められた知性、新しい友人、より多くの自信、性的魅力、そしてユーモアのセンスをもたらす鍵だと。最近スカンジナビアで、どのような活動が健康で幸福な老後の生活に必要か調べる研究が行われました。その結果わかったことは、3つの活動が際立っているということでした。キャンプとダンス、そして歌うことです。

So I believe in singing to such an extent that if I were asked to redesign the British educational system, I would start by insisting that group singing become a central part of the daily routine. I believe it builds character and, more than anything else, encourages a taste for co-operation with others. This seems to be about the most important thing a school could do for you.
だから私は歌の力を信じています。もしイギリスの教育制度を改革するように依頼されたら、毎日の授業の中心にグループで歌うことを導入するでしょう。グループで歌うことは人格形成に役立つばかりでなく、何よりも、他の人たちと協力することの重要性に気づかせてくれます。学校教育にこれ以上のことを期待することはできないでしょう。

4講時の授業が終わって後片付けをしていたら、マークが入ってくる。しばらく話をしているうちに、彼もクラスで What a Wondrful World を使っているという。彼も一緒に歌うのかと思ったら、彼がギターを弾いて、学生が歌うとのこと。それで、彼にもブライアン・イーノのエッセイを紹介する。確かに「人格形成」と「協調性」を養うこと以上のことを学校教育に期待してはいけないのかも。

夜、オーリアッド。7時過ぎ、家人と交代。静かな夜。久々に一局。両者の王が逃げまくる行きつ戻りつのドタバタ将棋に。勝負がついたのは閉店時間近く。


Tuesday, November 5, 2013

朝から隣の潔さんが、東側と南側の背の高い木の剪定にきてくれた。木というのはいつの間にか大きくなって、陽が当たらなくなる。赤いモミジも上の部分を切ってもらう。東側の柿の木もかなり枝を落としてもらう。

昼過ぎ、サツマイモ掘りを手伝ったあと、明日のクラスの準備。メールの返事。今学期は写真を添付してくる学生が増えた。写真があると、返事が書きやすい。



家人が干し柿を玄関先の軒下に吊るした。数は多くないが、いい景色である。気を付けないと、ちょうど甘くなった頃、サルがやってくる。


Monday, November 4, 2013

11月になったと思ったら、もう4日も過ぎてしまった。昨日は時々小雨の降る天気で、庭のモミジもくすんで見えたが、今日は一転、爽やかな秋晴れ。青空に、モミジの赤が映えてきれいだった。

昼過ぎ、写真を撮りながら歩いていたら、カリンが一つ落ちている。拾おうとして手を伸ばしたら、オオスズメバチの先客がいた。あわてて手を引っ込めた。刺されなくてよかった。落ちて腐りかけた柿にもオオスズメバチがよくいる。





楽天の優勝をとりあげている番組をいくつか見た。東北の人たちが喜んでいる姿が印象的だった。楽天の優勝は、何か筋書き通りに進んだような気がしないでもないが、勝ったのがもう一方のチームだったら、これほどの感動はなかっただろう。

12月14日(土)の吉祥寺マンダラ2での第20回年末ライブのパブリシティが遅れていたが、ようやく今夜、オーリアッドのホームページと Facebook に案内を載せることができた。基本的には今年6月の「ほたる祭りライブ」の三浦久、清水国明、小山卓治の3人に、野間さんと中井君にサポートをお願いし、田中君には1曲歌ってもらう予定。小山さんと中井君も知り合いとのことなので、いろんな形の組み合わせがありそう。


Sunday, November 3, 2013

昨日、サルが食べ散らかした柿の実が、木のまわりや農道に散乱していた。昼食後、まだ残っている柿の実をとることに。大型の脚立をもっていき、それに上ってとる。手の届かないところは高枝ハサミで。てっぺんにあるいくつかの実は鳥のために残す。それでもカゴはいっぱいになった。



小雨が降り始めたので、そのカゴを裏の物置にもって行き、そのあと庭の写真を撮りに行く。赤いモミジはますます赤くなっていて、急速に秋が深まったことを実感する。右の5、6日前の写真と比較すると一目瞭然。




夜、日本シリーズ第7戦を最初から最後まで見る。楽天の勝利。昨日160球を投げた田中への9回表の継投は無謀に思えた。2安打されたが無失点におさえた。もし逆転されていたら目も当てられなかった。義理人情の浪花節の世界だが、それもまたよし。勝ったから言えることだが。美馬という小柄な投手がシリーズのMVPをもらった。6戦を田中で勝っていたら、そうはいかなかっただろう。万事これでよかったのかも。


Saturday, November 2, 2013














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Friday, November 1, 2013

朝早く電話があった。昨夜お会いした人権擁護委員の春日さん。小麦の種をもってきてくださるとのこと。早速、荒れ放題になっている畑を耕してもらうことに。いつもお願いしている人に電話をすると今日は忙しいとのことで、隣の潔さんに電話をする。すぐに大型耕運機に乗ってやってきてくれた。彼が耕している間に、春日さんも到着し、小麦の種、ゴマ、豆、産みたての卵などをいただく。自給自足の生活をしていて、すべてを家でまかなっているという。味噌や醤油まで作るとか。



昼食後、家人は京都へ。バス停まで送り、帰路、鶏糞2袋、有機肥料1袋購入。家に戻りすぐ、肥料をまき、管理機で3列の畝をつくる。小麦の種を蒔いて土をかぶせ、水を撒いて作業完了。

オーリアッド。まずやってきたのが原田さん。facebook での丸山さんのマナティ茶漉し (manatea infuser) の写真を見たとのことで、マナティーを注文。今夜は他にも2人がマナティを注文。丸山さんの宣伝効果大。

遅くにアカハネユウキ君がやってきた。しばし歓談。彼はマナティではなくコーヒー。驚いたことに、彼のおじさんはぼくの小学校時代の同級生の中村嘉一君だった。中村君の家は当時町の有力な建設土木業者だった。中学卒業後は会ったことがない。現在福岡にいるとのこと。

アカハネ君は明日のオープンマイクに歌いにきてくれるようである。